夏前にやっておきたい!カーペット・絨毯の掃除がはかどる<ゴム手袋>と<重曹>を使った掃除術
2025年5月22日(木)11時0分 婦人公論.jp
(イメージ写真:stock.adobe.com)
カーペットや絨毯は足元を快適にしてくれる一方で、高温多湿の日本の夏にはダニが大繁殖する恐れも。本格的に暑くなる前にしっかり掃除しておきたいですよね。そこで今回は、面倒なカーペットや絨毯の掃除をラクにする裏ワザをご紹介します。
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掃除機のかける方向でグンと効率アップ!
カーペットや絨毯などの掃除の基本は掃除機がけ。繊維の隙間に入り込んだ小さなゴミや汚れはダニの餌となるため、しっかり取り除きましょう。ただし、漫然と掃除機をかけるだけでは意外にゴミは取れていないことも。
効率よく掃除機をかけるには、毛の流れに逆らう方向(逆目)を意識するのがポイント。手でなでて、引っ掛かりを感じる方向にかけるようにするだけで繊維が起きあがり、隙間に入ったゴミまで吸引しやすくなります。
それでも取れない絡まった毛や埃にはゴム手袋を使えばOK。手で集めるように擦るだけで面白いくらいとれるので、子どもも一緒に手伝いたくなるかもしれません。
ちなみに、これらの方法はカーペットや絨毯だけでなく、ラグやカーテン、ソファなどの布製品にも応用可能なので、家の中をきれいに保つことができますね。
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汚れや臭いには重曹が効果的!
掃除機では取りきれない汚れや臭いが気になる部分には、重曹を使った方法がおすすめ。重曹は弱アルカリ性で、皮脂汚れや汗などの臭いを分解してくれるため、快適度がグッと上がります。
臭いを取りたい場合には、重曹を気になるところに振りかけ、タオルやブラシで馴染ませてから30分ほど放置するだけでOK。
その後、逆目の方向に掃除機をかけて重曹を吸い取れば完了です。重曹が残ってしまう場合は、カーペットを裏返しにしてポンポンと叩いて落とすといいでしょう。重曹には吸湿性があるため、ダニやカビの予防になるのも嬉しいですね。
汚れが気になる場合には、温水に重曹を溶かした「重曹水」を使うのがおすすめです。水100mlに対して、小さじ1杯程度の重曹が目安になります。
この重曹水を気になる部分に吹きつけたら、しっかり浸透させたあとに水拭きしましょう。皮脂など油系の汚れには効果が出やすいようです。
カーペットや絨毯を敷いている方は、本格的に暑くなる前に、今回ご紹介した裏ワザをぜひ活用してみてください。