1970年代に建てられた廃別荘、取り壊していくと…… “解体後に残ったもの”に反響 「想像以上」「見入ってしまった」
2025年5月23日(金)19時40分 ねとらぼ
建物はすでに崩壊寸前
●崩壊した「廃別荘」を解体
投稿者は、千葉県北東部の放棄分譲地の他、全国にある古い別荘地などの歴史と現状を紹介しているYouTubeチャンネル「資産価値ZERO -限界ニュータウン探訪記-」です。
今回は、群馬県嬬恋村にある「北軽井沢すずらん村別荘地」の様子を取り上げます。1970年ごろに開発された別荘地で、開発事業者はすでに倒産。現在は、当時雇われていた管理人の息子が個人事業者として管理を行っているのだそうです。
解体する廃別荘は、長年放置されていたこともあり、屋根や壁の一部が崩壊。室内が外から丸見えになるほど痛んでいます。景観悪化などの懸念もあり、管理人は所有者から0円でこの廃別荘を引き取り、自らの手で解体することにしました。
まずはガラスなどが散らばらないよう取り外した他、水道管を撤去。再利用もできるようにしつつ工事を進めます。
●解体作業の困難さが分かる
解体にはショベルカーを使います。家屋がいきなり崩落しないように気を付けつつ、壁や屋根などを少しずつ引きはがしていきます。なお、特に1970年代以前に建てられた別荘は断熱性なども低く、改修するにしてもコストがかかります。内装も古く今となっては魅力がないようで、放置されやすいのだそうです。
作業が終わると、そこには山のような廃材が残されました。家のサイズは2DKほどと、そこまで大きくありませんでしたが、これだけの量が出るとは驚かされます。
●「見入ってしまった」
今回の動画は35万回を超える再生数を記録。「興味深い」「見入ってしまった」「解体が非常に大変な物と分かる」「想像以上のがれきですね」など多くの反響が寄せられました。なお、同チャンネルでは2024年7月には管理人にインタビューした動画も公開し、別荘地の現状について詳しく話を聞いています。
画像提供:YouTubeチャンネル「資産価値ZERO -限界ニュータウン探訪記-」