ワンマン社長のトンデモ経営 従業員のボーナスゼロ!トラブル発生すると「勝手にやったから知らない」と責任転嫁
2025年5月27日(火)22時40分 キャリコネニュース

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普段は私腹を肥やし、困ったら責任転嫁……やりたい放題の経営陣の下で働く40代女性から衝撃のエピソードが寄せられた。
「株式とついているが、ワンマンな法人。売り上げが無く従業員の給料を削ってでも、自分たち身内の役員報酬料を先に確保する町工場」
実際、従業員7人の総支給額よりも役員・身内5人の報酬の方が「倍以上」高く、従業員のボーナスに至っては「何年も」支払われていないという。(文:湊真智人)
取引先が来社するも、居留守を使って逃げる社長
そんな中、社内で「製品に関するミス」が発覚した。取引先から重役が来社するほどの大事に発展すると、経営陣らは従業員に責任転嫁してきた。
「製造方法は代表からの指示だったが、代表取締役会長は『従業員が勝手にやったから知らない』と言い張り、全責任を従業員に押し付けた」
「いまだに何につけても『知らない』『聞いてない』を通し、代表取締役社長(会長の息子、60歳)は、自室の電気も全て消し息をひそめ居留守を使い、取引先に会うこともしなかった」
代表の親子共々、なんとも情けない。しかし土取引先にも嘘を見抜かれ、仕事の発注を打ち切られてしまったという。
ところがこの親子は、発注が消えたことも従業員のせいだと言い張り、「自分たちの非は一切認めない」という強硬姿勢を取った。外には弱気、内には強気と、都合のいい振る舞いだが、会社の信頼は既に底をついているだろう。
こうした上層部の失態を受け、女性ら従業員も対策を講じた。
「その後、『聞いてない』を防ぐため、従業員は全て口頭報告から書面にしたのは言うまでもない」
経営陣の刷新が急務だろうが、オーナー企業だとそれも難しそうだ。
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