AI英会話、毎日利用する小学生の割合は?

2025年5月28日(水)18時40分 マイナビニュース


オンライン英会話サービス「Kimini英会話」を提供するGlatsは、「AI英会話に関する調査」の結果を、2025年5月21日に発表した。調査は2025年4月24日〜5月1日の期間、オンライン英会話「Kimini英会話」の小学生会員とその保護者403人を対象にインターネットにて実施したもの。
○AI英会話の利用経験があるのは約2割
AI英会話の利用に対し、「利用したことがある」(21%)という人は約2割にとどまり、約8割が「利用したことがない」と回答したことが分かった。利用したことがない理由について、「表情やニュアンスなど、非言語的なやり取りが難しそう」「実際の会話と違って柔軟性がなさそう」などのコメントが寄せられている。
AI英会話の良い点を尋ねたところ、「いつでも使える」(58pt)が最も多く、次いで「恥ずかしくない」(49pt)、「自分のペースで進められる」(43pt)、「繰り返し練習できる」(33pt)と続いた。
一方、AI英会話に対する不満・不安な点を尋ねると、「実際の会話の臨場感がない」(48pt)「感情やリアクションに乏しい」「質問に対応できていない」(いずれも36pt)と続き、特に感情のこもった対話や即興対応力に課題感を感じることが多いことが明らかになった。
○AI英会話は短時間・補助的な利用が中心!?
AI会話の利用頻度を尋ねたところ、「日常的に使用しない」(52%)が5割を超える結果に。利用している人の中でも「月2〜3回」(22%)が最も多く、「毎日」(4%)は1割に満たなかった。
続いて、AI英会話の1回の利用時間をみると、「15分」(86%)が8割を超えた。AI英会話は短時間の利用が主流で、英語学習の「補助的な存在」として活用されている実態がうかがえるという。
AI英会話と外国人講師レッスンのどちらを今後重視したいかとの質問に対し、約6割が「外国人講師とのレッスンを増やしたい」(64%)と回答。次いで、「両方バランスよく続けたい」(27%)、「AIをもっと活用したい」(7%)と続いたことが分かった。
講師とのレッスンに関して、保護者目線での「英語学習をコミュニケーションのツール」として子どもに学んでほしいといった意見が多く、「メインは人との対話」「リアルな会話の中でしか得られないものがある」などのコメントが寄せられている。

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