日本郵船、キッザニア福岡にパビリオン出展 - 航海士の仕事が体験できる「船舶トレーニングセンター」
2025年5月30日(金)10時51分 マイナビニュース
日本郵船とKCJ GROUPは、KCJ GROUPが企画・運営するこどもの職業・社会体験施設「キッザニア福岡」(福岡県福岡市)において、日本郵船がオフィシャルスポンサーとなる、「船舶トレーニングセンター」パビリオンを7月21日にオープンする。これに先立ち、オープニングセレモニーを7月16日に行う。国内に3施設あるキッザニアで船に関連する初めてのパビリオンとなる。
こども達は「航海士」として、大型貨物船であるLNG(液化天然ガス)運搬船の操船トレーニングを体験できる。船の種類や役割、海上交通ルールや船の操縦を行うブリッジ(船橋)内でのコミュニケーションルールなどを学び、3人1組で船舶シミュレーターを使ってLNG運搬船の操縦を行う。
パビリオンでは、船の知識や海上交通ルール・コミュニケーションルールを学べるほか、船舶シミュレーターを使い、「舵」や「テレグラフ」「レーダー」など、さまざまな航海機器の操作、またこども達がそれぞれ違う役割を担い、別々の機器類を操作し、連携しながら船を動かす体験ができる。
日本郵船とKCJ GROUPは、パビリオンでの体験を通して、未来を担うこども達が、海と船に関わる「航海士」の仕事について学び、船が社会の中で果たす役割や日常生活との接点に気づくとともに、船を動かす楽しさ・おもしろさを知り、多くの仲間と協力しあうことの大切さに気付くきっかけとなることを期待しているという。
定員は1回6名、所要時間は約30分、お給料は10キッゾ、成果物は航海士ライセンスカード。