梅雨をガッツリ吹き飛ばす！ 「七色ばくだん冷やしうどん」の作り方

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職場から帰宅して、料理をする気力も体力もない…そんなときに身近な食材を使ってちゃっちゃと手軽に作れて、しかも美味しい！ そんな男子が喜ぶレシピを、料理研究家・奥田ここさんに教えてもらいます。

　梅雨入りして、ムシムシ、ジメジメが続くシーズンが到来しましたが、こんな季節は「ばくだん」を食べるに限る！ と毎年、強く思う筆者です。

　ばくだんは、オクラや長芋、納豆など、身近なねばねば食材を混ぜるだけの夏のがっつり簡単メニュー。今回はキムチと豆板醤を使ったピリ辛仕立てで、お酒も進みまくるやみつき冷やしうどんバージョンです。

　早速レシピをご紹介しましょう。

「七色ばくだん冷やしうどん」の作り方

材料（１人分）

・うどん……1玉
・オクラ……3本
・納豆……40g
・長芋……40g
・キムチ……40g
・まぐろ（刺身用）……40g
・アボカド……1／2個
・かつおぶし……適量
●たれ
・豆板醤……小さじ１
・醤油……小さじ2
・米酢……小さじ1
・砂糖……ひとつまみ
・ごま油……小さじ2

作り方

1.納豆を粘りが出るまで混ぜる

2.オクラを洗い、頭の部分5mmほどと茶色の縁を薄く切り落とし、まな板の上にのせ、塩（分量外）をして、板ずりし、熱湯で茹で、小口切りにする

3.長芋を粗めの細切りにする

4.キムチを粗く刻む

5.アボカドを粗めにスライスする

6.まぐろを短冊切りにする

7.豆板醤、醤油、米酢、砂糖、ごま油をよく混ぜておく

8.うどんを茹で、氷水でしっかり〆る

9.器に、水気を切ったうどんと、うどんの上に1.〜6.の具材を盛りつけ、仕上げに鰹節を添え、7.を回しかけたら出来上がり。混ぜながらいただきます。

　アボカドは、途中で箸休め的な役割も兼ねた具材。なので小さく切らずに入れるのがポイントです。ばくだんによく合う食材として、身近な7種類をご紹介しましたが、これに限らず、イカや海苔などを混ぜても美味しいです。お好みの食材の組合せで自分流のばくだんを楽しんでみてください。

　おつまみとして、また食事としても大活躍な七色ばくだん冷やしうどん、ぜひ夏のおつまみにどうぞ！

●著者プロフィール

奥田ここ

国内外各地の市場を「師」とあおぎ、旬の食材を中心にした和食及びイタリア料理の料理教室を主宰。外国の方の参加や元築地市場内での調理室など、様々な場所とスタイルで開催するほか、各種媒体・広告へのレシピ提供や、食材産地の取材および食に関する話題の企画・執筆に加え、個別の要望に応じた出張料理や料理提案など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし、無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
(https://www.instagram.com/kokookuda/)