女子中学生がプールで溺れ死亡 交流事業でアメリカ滞在中 担当者は「生徒たちも相当ショックを受けている」

2024年8月6日(火)7時0分 TREND NEWS CASTER

熊本県大津町は5日、町の国際交流事業でアメリカを訪れていた女子中学生が、プールで溺れて死亡したと公表。


トレンドニュースキャスター取材班は、町の担当者から詳しく話を聞いた。


現地でホームステイ


大津町によると、7月26日〜8月6日の日程で、中高生10人と町職員など3人の計13人が、姉妹都市のネブラスカ州・ヘイスティング市を訪問。


(画像:イメージ)

現地では、グループに分かれてホームステイし、農業体験や交流会。


また、大学で体験学習に参加したりしていた。


大型のレジャー施設を訪問中


日本時間の8月1日には、大型のレジャー施設を訪問。


中高生たちは3〜4人のグループに分かれて、流れるプールなど、さまざまなプールで泳いでいた。


女子中学生は、細長い長方形のプールで遊んでいたという。


そのプールの片方にはウォータースライダーがあり、水深は70〜90cm。


もう片方には飛び込み台があるため、深さは最大4mあった。


(画像:イメージ)

深い方は、プール全体の約3割程度で、徐々に深くなっていく様式だったという。


ライフガードに発見され救急搬送


亡くなった女子中学生は、深い方で沈んでいる状態で、現地のライフガードに発見され、救急搬送された。


(画像:イメージ)

発見された当時、女子中学生は意識不明の状態。


現地の病院で治療を受けていたが、意識は戻ることなく、日本時間の4日午後に死亡した。


プールでは、同行職員とホストファミリー、現地ボランティアが生徒たちを見守っていたが、女子中学生がなぜ溺れてしまったのかは、今のところ分かっていない。


「相当ショックを受けている」


交流事業は一旦中止され、5日に中高生たちが大津町に戻ってきた。


亡くなった女子中学生の保護者は、現地に到着。


町の担当者は「一緒に行った中高生たちも、相当ショックを受けている。そのため、スクールカウンセラーなどが、心のケアを行っているところ」と語った。


(画像:大津町役場)

大津町は国際交流事業を、1993年から24回行ってきた。


しかし、今後この事業を続けていくかどうかについては、改めて検討するとしている。

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