【高校受験2024】岡山県立高、一般入試の学力検査3/7

2023年8月24日(木)18時45分 リセマム

一般入学者選抜の日程

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岡山県教育委員会は、2024年度(令和6年度)岡山県立高等学校入学者選抜について実施大要、学校別実施内容一覧、学力検査問題の自校作成実施校、日程などを公表した。一般入学者選抜の第I期は、学力検査を2024年3月7日、面接・実技を3月8日に実施する。

 2024年度岡山県立高校入試の日程は、一般入学者選抜の第I期が2024年2月21日から26日(土日祝日を除く)に出願を受け付け、3月7日に学力検査、3月8日に面接・実技、3月18日に合格者発表を行う。インフルエンザの罹患など、やむを得ない理由により欠席した者を対象とした追検査は、3月18日に実施する。

 特別入学者選抜、海外帰国生徒のための入学者選抜、連携型中高一貫教育に係る入学者選抜、定時制課程の特別な入学者選抜は、1月24日から26日に出願を受け付ける。各選抜の検査は2月7日(特別入学者選抜の面接・選択実施する検査、連携型中高一貫教育に係る入学者選抜の面接・中高連携教育の成果をみる検査は2月7日と8日、または両日のうちいずれか1日)に実施。2月16日に選抜結果通知、3月18日に合格者を発表する。

 岡山県立高校は、小規模校や周辺校の志願者増加に向けた魅力化・活性化に資するよう、2024年度の入学者選抜制度を変更する。学区外からの受入枠は従来の5%から拡大。3学級以下の普通科は募集定員の5%から30%までの間または全県学区のいずれかを各校で設定でき、4学級の普通科(単科校)は募集定員の5%から20%までの間で各校が設定できるようにする。

 特別入学者選抜は、普通科の実施校を拡大。第1学年の募集定員が160人以下の普通科(単科校)でも特別入学者選抜の実施を可能とする。全国募集の要件も拡大し、第1学年の募集定員が160人以下の学校または校地では、科ごとに全国募集ができる。すでに実施している学校では、複数校地の解消や再編整備にともない募集定員が161人以上となった場合も継続して全国募集の実施を認める。

 実施大要によると、一般入学者選抜にあたっては、中学校などの校長から提出される調査書、学力検査・面接・実技の結果および自己申告書などを資料として、各高校の科・コースの特色を配慮して総合的に判断する。第I期(全日制課程)の学力検査は、国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の5教科。外国語(英語)は、聞き取り検査を含む。

 一般入学者選抜における学力検査問題の自校作成実施校は、岡山朝日(普通科)。国語、数学、英語の3教科で、学力検査問題を高校が独自に作成する。満点および検査時間は、岡山県教育委員会作成問題と同一とする。

 一般入学者選抜では、高校長は募集定員の一部について、学力検査の結果が一定以上あれば、調査書および面接などの結果を重視して選抜を行うことができる。特別入学者選抜においても募集定員の一部について、学力検査の結果が一定以上あれば、あらかじめ示した実績を重視して選抜を行うことができる。

 たとえば、学校別実施内容一覧によると、岡山朝日(普通)の一般入学者選抜では、募集定員の10%について調査書および面接などの結果を重視した選抜を実施する。重視する事項には「生徒会活動、ボランティア活動、芸術・体育・科学・文化の分野における活動成果および興味・関心の状況」をあげている。

 このほか、岡山県教育委員会では全国募集の実施校や募集人員、特別入学者選抜における募集人員比率一覧なども公開している。

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