ロシアの霊能少女がチャンス大城の身体を透視してニヤニヤ…! いま最強の地下芸人が激白『僕の心臓は右にある』の真実!

2022年8月25日(木)14時30分 tocana


「不良に山に埋められた」などの体験談が評判を呼び『人志松本のすべらない話』にも出演した経験を持つ地下芸人のチャンス大城が、本名の大城文章名義で初めての著書『僕の心臓は右にある』(朝日新聞出版)を出版した。


 尼崎に生まれ、壮絶ないじめを経験しながら、芸人を目指して上京してきた彼のディープな半生がつづられている。最終回となるインタビュー第4回では、生まれ育った尼崎という町について聞いてみた。


* チャンス大城が「飲尿で起きた奇跡」を語るインタビュー第1回


* チャンス大城と大谷翔平に謎の共通点発覚、インタビュー第2回


* チャンス大城がエグすぎる青春時代を激白、インタビュー第3回



■尼崎が芸人にしてくれた


——この本にはチャンスさんが生まれ育った尼崎で体験したエピソードがたくさん書かれていますね。やはり尼崎というのは独特の雰囲気がある町なんですね。


チャンス大城(以下、チャンス)  そうですね。僕は親に文句言ったこともあるんですよ。なんで尼崎に住んだんだ、って。でも、もっと品のある町で育っていたら僕は芸人をやっていなかったかもしれないです。ダウンタウンさんも尼崎だし、芸人は多いんですけどみんな尼崎じゃなかったら出てこなかったと思いますよ。


——関西以外の人間にとってはあまりピンと来ないんですが、尼崎がそういう場所であることは有名なんですよね。


チャンス  そうですね。町中で暴走族が300台走ってるのを見かけるとか、僕は普通だと思っていたんですよ。でも、ほかの町だとそんなのは珍しいらしいですね。シンナー吸いながら歩いてくるオッサンとか、おっぱい丸出しで歩いてくるおばあちゃんとか、電柱があるのと同じくらいのレベルで普通にいましたからね。


——でも、尼崎だからこそチャンスさんのような芸風の人も生まれた、と。


チャンス  はい。でも今はもう賞レースの時代だから、4分の中でどれだけ笑かすかみたいな話になっていて、人間を見なくなったところがありますけど。


——たしかに賞レースでは芸人の人間的な部分よりネタの完成度の高さが求められますよね。


チャンス  みんながお笑いに参加しやすくなりましたよ。YouTubeでも教材がいっぱいあるから研究しやすいですよ。ホンマは酒飲んで「オラァ!」って暴れるような、横山やすしさんみたいな人に僕も憧れていたんです。でも、今は競争率が高くなっていて、常に新しいものを作らなあかんから、酒飲んでオラァ言うてる場合じゃないというか。


——チャンスさんは今ではとても健康的な生活をされているそうですね。


チャンス  そうですね、お酒だけじゃなくてもうタバコもやめました。漫画家の清野とおるさんの禁煙方法をパクったんですよ。あの人から「近所の神社に行って『1年やめるから仕事をください』って神様にお願いしたら一発でやめられますよ」って言われたんです。たしかに、それで吸ったら仕事がなくなると思ってしまいますからね。そこからもう1年は吸ってないです。たまに吸いたくなる時は、禁煙パイポをいっぱい吸っています。



——たしかに『水曜日のダウンタウン』でも禁煙パイポを3本同時に吸っていましたね。今後はどういう仕事をしていきたいですか?


チャンス  そうですね、芸人の仕事だけじゃなくて、映画にも出てみたいですね。ちょっと何考えているかわからん狂気的な人に見られがちなので、そういう役をやってみたいです。


——もともと俳優業にも興味があったんですよね。やはり憧れがあるんですね。


チャンス  ちょっとありますよね。映画好きだし、格好良いじゃないですか。占い師のゲッターズ飯田くんと仕事したら「2023年の終わりから2024年頃を楽しみにしておいてください」って言われました。演技の仕事来ますよ、って。ホンマかなと思ったんですけど、ほかのことも全部当てられましたからね。右膝痛いでしょ、とか。あと、「もしかしたら、ちょっとこれも言った方がいいのかな……」って口ごもってるから、「僕の今後のためにも何でも言ってください」って言ったら、「セックスがワンパターンですね」って。なんのことやねん。


■霊能少女がチャンス大城の股間を“完全的中”!


——霊能者と言えば、テレビの企画で女性の霊能者に霊視してもらったことがありましたよね。


チャンス  あれは『奇跡体験!アンビリバボー』ですね。僕は内臓の位置が左右逆なので、ロシアの霊能者のナターシャちゃんが、それを透視して当てられるかどうかっていう企画で。それで、僕を見たナターシャちゃんが何か言ったんですが、お父さんとお母さんが大爆笑しているんですよ。通訳の人も「こんなの訳したくないです」って言っていて。あとで聞いたら、ちょっと睾丸が欠けてます、って言っていたらしいです。僕、暴走族のバイクに乗せられて一回捕まったときに、股間をガンッて打ったことがあったんです。それで片方の睾丸が欠けているんです。そこを透視されたみたいで。



——今後、この本が映画やドラマになるかもしれないので、それも楽しみですね。とにかく濃密なエピソードのオンパレードなので、『全裸監督』みたいにヒットするんじゃないかと思いました。


チャンス  千原兄弟さんともそういう話をしたんですよ。映像化されたら、お前の役は誰がすんねん、って。僕はウエンツ瑛士くんでお願いしたいですって言ったんですけど、仲野太賀くんとか、濱田岳くんという案も出てました。そんなら千原兄弟の役も決めなあかんとなって、2人とも背が高い方がいいから、長瀬(智也)くんと松岡(昌宏)くんはどうだろうって言ったら、せいじさんが「え、そんな男前が演じてくれんの?」って喜んでましたね。


——ありがとうございました。ぜひ、この本を一人でも多くの人に読んでいただきたいですね!


〜おわり〜



*チャンス大城が「飲尿の奇跡」を語るインタビュー第1回はこちら!


* チャンス大城と大谷翔平に謎の共通点、インタビュー第2回はこちら!


* チャンス大城がエグい青春時代を激白、インタビュー第3回はこちら!


* 8年前、ブレイク前夜のチャンス大城“超爆笑インタビュー”はこちら!


 

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