仙台にはおいしい納豆を全国に広めた「近代納豆の父」がいた

2017年9月2日(土)8時0分 Jタウンネット

[OH!バンデス—ミヤギテレビ]2017年8月25日放送の「宮城解体新書」のコーナーで、仙台市にある宮城野納豆が紹介されました。


納豆といえば水戸が有名。仙台の納豆と聞いてもあまりピンとこないと思いますが、昔から宮城県に住んでいる人に聞くと、昔は納豆作りが盛んだったと答える方が意外に多いのです。


納豆2滴で100個の納豆ができる


そこで、大正9年創業の「宮城野納豆製造所」に話を聞きました。実はこちらの製造所は、日本3大納豆菌の製造所で、今でこそ、各会社が自前の納豆菌で納豆を作っていますが、かつては納豆菌シェア9割を誇っていたそうです。


宮城野納豆製造所の方によると、初代社長の三浦二郎さんが、納豆の安定供給に貢献し、業界を変えたことで、当時は「仙台納豆」はとても有名だったそうです。


当時の納豆は稲わらで作っていて、衛生面・管理面が難しく、作っても半分以上が商品にならなかったそうです。そこで稲わらに頼らない方法を開発し、その方法を全国から来た業者に伝えたことで、全国的に納豆が安定供給できるようになったということでした。


納豆菌は約2滴ほどで、100個の納豆が作れるそうです。ビタミンK2が豊富で、長寿にもつながりがあるそうですので、ぜひ健康のために納豆を楽しんではいかがでしょうか?(ライタ—:sakuranezumi)

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