【大学受験2025】国立大の入学定員9万6,393人…前年度比326人増

2024年9月2日(月)18時32分 リセマム

令和7年度 国立大学の入学定員について(予定)

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文部科学省は2024年8月30日、2025年度(令和7年度)国立大学の入学定員(予定)を発表した。学部の入学定員は前年度比326人増の9万6,393人。東京医科歯科大と東京工業大の統合により10月に誕生する東京科学大学は、医学部など8学部で1,384人の定員を設ける。

 2025年度の国立大学(学部)の入学定員は9万6,393人で、前年度より326人増加した。分野別にみると、「人文社会」が70人減、「理工」が347人増、「農水」が31人増、「医・歯」が4人減、「薬・保健」が20人減、「教育」が65人減、そのほかの分野が107人増。前年度に引き続き、理工分野の増加が目立った。

 東京医科歯科大学と東京工業大学の統合により、10月に設立される東京科学大学は、工学院358人、理学院151人、物質理工学院183人、情報理工学院132人、生命理工学院150人、環境・社会理工学院134人、医学部191人、歯学部85人の8学部等で計1,384人の入学定員を設ける。

 学部の新設は筑波技術大学1校。新設する共生社会創成学部には、共生社会創成学科を設置する。入学定員は15人。なお、産業技術学部と保健科学部の入学定員を減らすため、大学全体の募集人数に変更はない。

 このほか、学部の改組(4学部)、学科の改組(12学科)、入学定員の改訂(60学科)により、東北大学や茨城大学、筑波大学、新潟大学、名古屋大学、京都大学などでは学部定員を増やす。

 大学院の入学定員は、前年度比495人増の6万934人。内訳は、修士課程が4万2,800人(前年度比466人増)、専門職課程が4,293人(増減なし)、博士課程が1万3,841人(同29人増)。なお、東京科学大学大学院の入学定員は、修士が1,675人、専門職が40人、博士が795人を予定している。

 文部科学省のWebサイトでは、大学入学定員の増減予定表を大学と大学院別で一覧で掲載。各校の詳細が確認できる。

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