山口県進路調査、公立高卒業者の大学等進学率は46.2%

2021年9月7日(火)15時45分 リセマム

山口県(公立のみ)の卒業者に占める進路別割合

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山口県教育委員会は2021年9月6日、令和3年(2021年)3月公立高等学校等卒業者進路状況調査の結果を公表した。2021年3月の卒業者(全日制・定時制)7,449人のうち、大学等進学者は前年比208人減の3,439人。構成比は46.2%と、前年より0.1ポイント上昇した。

 「令和3年(2021年)3月公立高等学校等卒業者進路状況調査」は、山口県内の公立高等学校および県立中等教育学校49校8分校を2021年3月に卒業した生徒の進路状況について、2021年5月1日現在で取りまとめたもの。

 2021年3月の卒業者総数(全日制・定時制)は、前年比457人減の7,449人。このうち、大学等進学者は前年比208人減の3,439人。構成比は46.2%で、前年より0.1ポイント上昇した。専修学校等進学者は1,605人(構成比21.5%)、就職者は2,217人(同29.8%)だった。

 大学等進学者の内訳は、国立大学27.7%、公立大学13.6%、私立大学47.4%、国公立短期大学0.2%、私立短期大学9.4%、高等学校専攻科1.5%。学部系統別進学状況をみると、「社会科学(商学・経済学)」19.9%がもっとも多く、「工学」14.8%、「人文科学」13.1%と続いた。

 大学の所在地別では、「山口県」28.6%、「福岡県」18.2%、「広島県」15.6%。大学の地域ブロック別では、「中国」51.1%、「九州」22.5%、「近畿」13.8%、「関東」8.9%の順に多かった。短期大学の所在地別では、「山口県」は53.4%と半数以上を占めている。山口県への進学は、前年と比較して大学で1.7ポイント、短期大学で3.4ポイント増加している。

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