女性率4割超え過去最高…2023国家公務員総合職「教養区分」
2023年9月22日(金)17時15分 リセマム
国家総合職試験は春と秋の年2回実施しており、このうち「教養区分」は秋に行われることから秋試験とも呼ばれ、企画立案に係る基礎的な能力の検証を重視した試験の区分となる。2023年度は受験可能年齢を19歳(2023年4月1日時点)へ引き下げ、第1次試験地を9試験地へ拡充。申込みを7月28日〜8月21日の25日間に受け付けた。
2023年度秋試験の申込者数は4,014人で、前年度と比べると1,062人(36.0%)増加し過去最高となった。このうち女性申込者数は1,656人で、前年度と比べると494人(42.5%)増加。申込者全体に占める女性の割合は41.3%で過去最高となった。
受験可能年齢の引下げにともない、新たに受験資格を有することとなった19歳(2023年4月1日時点)の申込者数は420人で、申込者の増加数1,062人のうち39.5%を占めた。また、従来から受験資格を有する20歳以上(2023年4月1日時点)の申込者数は3,594人で、試験地を拡充した地域を含め、すべての地域で大幅に増加がみられた。
教養区分(秋試験)の第1次試験は10月1日、合格発表は10月18日。第2次試験の企画提案試験は11月25日、政策課題討議試験および人物試験は11月26日。最終合格者は12月13日に発表する。