福原遥主演「透明なわたしたち」とリンクするアナザーストーリー 幾田りら主題歌MV公開
2024年10月7日(月)14時0分 シネマカフェ
「透明なわたしたち」は、福原遥演じる週刊誌ゴシップライターの碧が、2024年渋谷で起こった身元不明の青年による凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気づき、高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく社会派群像サスペンス。
「Sign」のMVは、ドラマ本編同様、松本優作が監督を務め、ドラマにリンクするアナザーストーリーを描き、本作の世界観により迫る内容となっている。
MV公開に伴い、本作およびMVに出演したサクラ役の菊地姫奈は「この曲を初めて聴いたとき、切なく儚さがありつつも、優しくふわっと包み込まれるようなそんな気持ちになりました」と、ユリ役の小川未祐は「儚く、刹那的なふたりの時間を、是非お楽しみください!」とそれぞれMVに対する思いを語っている。
また、幾田りらは「制作期間、作中のとあるサクラのセリフが頭から離れず、その放った言葉の咀嚼を繰り返していました」と、楽曲制作についてふり返ると、「私が作品に触れて生んだ詞たちが、元の場所へ形を変えて還っていく感覚がありました。このような得難い経験をさせていただけたことに心から感謝しています」とコメントを寄せた。
主題歌「Sign」は、本作のために書き下ろされた幾田りらの最新楽曲。「なみなみのグラス 今にもあふれる」「どこへ向かう? どこへ帰る? 透明なわたしを 誰も見つけられない」の歌詞にあるように、本作が描く、現代の若者たちの感じる“居場所のなさ”や“孤独”といった心情を、スローテンポのしっとりとした曲調にのせて表現。本作と主題歌がぴったり重なり、ドラマの世界観に華を添えている。
本作は、映画『Winny』『ぜんぶ、ボクのせい』の松本優作が脚本と監督を務め、映画『ヤクザと家族 The Family』『正体』を手掛ける藤井道人がプロデュースする、ABEMAオリジナル連続ドラマ。
主演の福原を中心に、「どこか居場所がないと感じてしまう20代の若者の“今”を切り取る作品」というテーマに共感した、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈ら、福原と同世代で、国内ドラマや映画に欠かせない存在感を放つ20代の実力派俳優がキャストに揃い、東京と富山を舞台とした社会派群像サスペンスを生み出した。
コメント(全文)
■幾田りら
制作期間、作中のとあるサクラのセリフが頭から離れず、その放った言葉の咀嚼を繰り返していました。
彼女たちが人生をどう捉え、どんな答えに辿り着いたのか。否定でも肯定でもなく、二人が選んだ一つの道筋が、私自身を内省し、詞を紡いでいくきっかけになりました。
誰しもがそれぞれの場所で、別の形で傷を負いながら耐え続け生きている。ひとりひとりに正義があり、時に間違いながら何者かになりたくてもがく。まるで透明のような、居場所の見つからない、どこにも辿り着けない自分の存在意義を、社会との接点を、自分が確かにここに存在しているという”Sign”を、探し続けていく。
今回「透明なわたしたち」監督の松本優作さん率いるチームの皆さんが、そんな楽曲に込めた想いを一つ一つ丁寧に噛み砕き、映像として表現してくださいました。
同じ世界線で描いていただいたことで、私が作品に触れて生んだ詞たちが、元の場所へ形を変えて還っていく感覚がありました。このような得難い経験をさせていただけたことに心から感謝しています。
監督はじめチームの皆さま、ご出演いただいた菊地姫奈さん、小川未祐さん、本当にありがとうございました!
■菊地姫奈
この度、幾田りらさんの新楽曲「Sign」のMVに出演させていただきました。
この曲を初めて聴いた時、切なく儚さがありつつも、優しくふわっと包み込まれるようなそんな気持ちになりました。
小川未祐さんとはMVで2度目の共演となり、また小川さんと同じ世界観を生きられることにとても嬉しさを感じています。
サクラとユリの本編では描かれていない、2人だけの世界が歌に乗って皆さんの元へ届きますように。
■小川未祐
「透明なわたしたち」では描かれなかった2人の物語を、素晴らしい楽曲のなかで演じられる機会をいただき、とても嬉しく思います。
このMVと合わせてドラマをご覧頂けると、また深く物語を感じられると思います。
儚く、刹那的なふたりの時間を、是非お楽しみください!
「透明なわたしたち」は毎週月曜23時〜ABEMAにて配信中。