東京2020大会、子どもに競技観戦の機会を提供…都教委
2018年10月9日(火)10時45分 リセマム
東京都教育委員会が、2016年度から都内すべての公立学校で実施している「東京都オリンピック・パラリンピック教育」の集大成として、大会を直接観戦する体験を提供する。東京都教育委員会では、観戦の目的を「子どもたちひとりひとりに人生の糧となる掛け替えのないレガシーを残していく」としている。
参加対象は、観戦を希望する都内の全公私立学校。観戦するのは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、子どもの観戦促進に向けて検討している「学校連携観戦プログラム」の対象となる競技。東京都が、観戦チケット費用を公費で負担し、学校単位で観戦する。
今後は、東京都教育委員会が区市町村教育委員会や各学校に対して意向調査を実施。参加対象を精査していく。
「東京都オリンピック・パラリンピック教育」では、都内すべての公立学校において通常の教育活動の中で、年間35時間(週1時間)程度を目安にオリンピック・パラリンピックに関連付けた取組みを実施している。