【高校受験2025】大阪府公立高入試、選抜実施要項を公表

2024年10月21日(月)13時15分 リセマム

特別選抜(学校別)検査問題の種類と倍率のタイプ

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大阪府教育委員会は2024年10月17日、2025年度(令和7年度)大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。応募資格や英語資格(外部検定)の活用など全般的な事項とともに、各選抜内容を掲載している。一般入学者選抜の学力検査は2025年3月12日。

 2025年度大阪府公立高等学校入学者選抜は、特別入学者選抜、一般入学者選抜のほか、大阪府立豊中高等学校能勢分校に係る入学者選抜、海外から帰国した生徒の入学者選抜、秋季入学者選抜などが実施される。出願は秋季選抜を除き、大阪府立学校オンライン出願システムにより行うため、郵送による出願は認めない。

 特別入学者選抜は、全日制の課程専門学科、 総合学科(エンパワメントスクール/ステップスクール)、多部制単位制1部・2部(クリエイティブスクール)並びに昼夜間単位制で実施。出願は1校1学科に限る。学力検査は、国語、社会、数学、理科、英語(リスニング含む)を実施。実技検査を実施する選抜における総合点は、学力検査の成績と調査書の評定にそれぞれ定められた倍率をかけて求めた点数に実技検査の成績を加える。倍率はI〜Vの5タイプより各校が定める。

 一般入学者選抜は、全日制課程の普通科(単位制を除く)、専門学科、総合学科などで実施。出願は1校1学科に限る。ただし、募集定員を複数の学科等ごとに設定している学校の場合はほかの学科を第2志望にできる。学力検査は、国語、社会、数学、理科、英語(リスニング含む)を実施。選抜にあたっては、学力検査の成績(450点満点)に、調査書中の必修の全教科の評定を加えた総合点を基本に、自己申告書および調査書中の活動/行動の記録をも資料として選抜する。調査書評定は、第3学年の評定を6倍、第1・2学年の評定を2倍した点数とし、各校が選択した5タイプの倍率をそれぞれかけて学力検査の成績と合計する。

 学力検査「英語」においては、英語資格(TOEFL iBT、IELTS、英検)を活用する。スコア(級)に応じた読み替え率により換算した点数と学力検査の点数を比較し、高い方の点数を英語の学力検査の成績とする。たとえば英検準1級・1級は読み替え率100%、2級は80%としている。英語資格の活用を希望する志願者はスコア等を証明する原本を中学校に提出すること。

 特別入学者選抜の出願期間は2月14日〜17日午後2時まで(音楽科は2月4日〜5日午後2時まで)。学力検査は2月20日、実技検査は2月21日(音楽科は2月15日・20日)、合格発表は3月3日。一般入学者選抜の出願期間は3月5日〜3月7日午後2時、学力検査は3月12日、合格発表は3月21日。

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