宇宙人基地に守られている町が存在か? 「ハリケーンの被害が少ない」住民が確信

2022年11月18日(金)17時0分 tocana


 アメリカのエリア51※1やメキシコのポポカテペトル山※2など、「UFOや宇宙人の基地がある」と言われている場所は世界中に多数存在する。その付近の町では謎の飛行物体や発光体がたびたび目撃されたり、奇妙な軍の活動などが確認されるそうだ。だが、中には「宇宙人の基地のお陰で守られている」町も存在するというのだ。


※1エリア51の正式名称は「グルーム・レイク空軍基地」。アメリカ空軍によって厳重に管理されているこの地区は、昔からUFOや地球外生命体とのつながりがささやかれてきた。アメリカ政府は「エリア51」の存在を2013年になってようやく公式に認めたが、そこで何が行われているのか、実態は現在もよくわかっていない。51という数字は管理区域につけられたナンバーに由来する。一説にはロズウェルUFO墜落事件で回収された宇宙人が運び込まれたといわれている。


※2 ポポカテペトル山は、メキシコのプエブラ州に存在する活火山。発光する飛行物体が火山の火口へ吸い込まれるように消えていく様子が定点カメラで何度も撮影されている。同じくメキシコにあるコリマ山とともにUFOホットスポットの1つとして有名。


 そんな驚きの町はメキシコのマデロとタンピコという2つの町。これらの町の多くの住民は、近くに存在する基地に住む地球外生命体が、自分たちの街をハリケーンから守ってくれていると信じているそうなのだ。


 前述のポポカテペトル山しかり、メキシコは昔からUFOが多く目撃される国であった。首都であるメキシコシティも、1990年代初頭に有名なUFO目撃事件が起こっている。現在でもメキシコの一部ではUFOを信じる人たちが盛んに活動しており、前述のマデロやタンピコといった都市ではその傾向が顕著なのだそう。


 長年にわたり、この2つの町に住む人々の多くが「自分たちの家はハリケーンなどの異常気象から、宇宙人の基地によって守られている」と信じているのだとか。たとえば、先日メキシコ付近で発生した熱帯低気圧カール(Karl)は途中で海岸線から急に遠ざかり、完全に海岸線から外れてしまった。また1955年と1966年に両市をハリケーンが襲ったものの、被害は想定されたよりも少なかったとか。これらのことから、住民らは宇宙人の基地が実に50年もの間、守ってくれていると多くの人が信じるようになったのだとか。


 この基地は「アムパック」という名前で呼ばれ、ミラマー・ビーチから数マイル離れた場所に存在するそうで、基地があるとされる地域は立派な観光スポットとなっており、地球外生命体をテーマにした商品を販売する店や露店がたくさん立ち並んでいる。また、実際にこの地域では数十年にわたり、数多くのUFOが目撃されているそう。


 本当に「宇宙人の基地」がここに存在するのか、あるいは宇宙人が介入して地元住民を守ってきたのか証明することはできない。しかし、非常に興味深い地域であることはまちがいないと言えるだろう。


参考:「Unexplained Mysteries」、ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



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