惣菜の進化がすごい!『サミット』の秋冬激推し3種を食べ比べ

2023年11月26日(日)10時50分 食楽web


食楽web

●惣菜のクオリテイに絶大の評価があるスーパーマーケット『サミット』。最新の惣菜商品3種を食べ比べ!

 近年、クオリティがグンと上がったスーパーマーケット惣菜。中でも関東圏を中心に120店舗以上を展開する『サミットストア』(以下『サミット』)の惣菜、弁当、カットフルーツなどの店内製造の商品は食のプロをも唸らせるものも多く、中には複数の賞を受賞した商品もあります。

 そんな『サミット』では近年、小売だけでなく惣菜にさらに注力している印象で、今年8月に改装した武蔵野緑町店では、こういった店内製造商品のコーナーを拡充しました。

 ここでは、そんな『サミット』の店頭で、この秋冬激推しされている惣菜を3種食べ比べ。各商品の特徴と、クオリティに迫ります。

ベシャメルソースが絶品な「なめらかベシャメルソースの海老グラタン」


「なめらかベシャメルソースの海老グラタン」421円(※価格は全て税込)

 まずは寒くなると体が欲する一品、グラタン。『サミット』では秋冬で、複数のグラタンメニューを展開していますが、その中で『なめらかベシャメルソースの海老グラタン』をいただくことにしました。聞けばゴーダ、モッツァレラ、パルメザンの3種のチーズを『サミット』独自の黄金比で構成し、1つ1つ丁寧に店内で焼き上げた本格派とのこと。果たしてその味はどんなものでしょうか?


冷えた体を温めてくれる一品!

 チーズの濃厚な味ももちろん素晴らしいですが、筆者が特に感動したのはベシャメルソースのなめらかさ。きめ細かいという表現でも済まないまろやかな口当たりと絶妙な味わいで頬が落ちるほど美味しいです。もちろん、プリプリの海老やペンネとの相性も抜群。食べ応えもあり、『サミット』惣菜の最新技術が全て反映されているように感じる一品でした。

冷めていても旨い「肉の旨み溢れるもちもち皮の焼餃子」


「肉の旨み溢れるもちもち皮の焼餃子」419円

 続いては「肉の旨み溢れるもちもち皮の焼餃子」。昨年、具材、皮などを大幅にリニューアルした商品で、こちらも『サミット』の惣菜への思いを強く感じる一品。しかし、餃子というと、どうしても冷めると独特な香りが立ったりバランスが崩れたりしてしまいがちです。『サミット』の餃子はどんな風に仕上げているのでしょうか? ここではあえてレンチンをせず、冷めた状態でいただくことにしました。


「冷めてもうまい餃子」を実現!

 持ち上げてまずびっくり。冷めているのに皮がフニャったりすることなくモチッと姿勢良く立ち上がっています。そして、冷めた餃子にありがちな独特の香りもなく、かじると肉の旨みと野菜の風味が口いっぱいに広がります。もちろん食感も楽しく、特にキャベツのシャキシャキした感じもあり、専門店をも凌駕する味わいでした。

「にぎり寿司『旬鮮』(活〆ぶり・北海道産いくら入)」


「にぎり寿司『旬鮮』(活〆ぶり・北海道産いくら入)」861円

 そして、最後は寿司をいただきます。『サミット』では複数の寿司をラインナップしていますが、今回は「にぎり寿司『旬鮮』(活〆ぶり・北海道産いくら入)」をチョイス。9貫+玉子焼きのセットで861円(税込)と、購入に少々臆する感じもしますが、果たしてその味は……。


脂の乗った「活〆ぶり」が最高です!

 大ぶりにカットされたネタが鮮度抜群で美味。さらにシャリの酢加減・量とのバランスも良く、回転寿司チェーンの寿司をはるかに凌駕しています。特に商品名にもある「活〆ぶり」の脂乗りが最高で、これは「回らない寿司専門店」の味に匹敵するように感じました。購入の際にやや躊躇した価格も、この味を食べてみれば逆に安いと感じられるほどで、これはオススメできると確信できる味でした。

定番人気商品とレビューした3種の秘密

 ここまで3品の惣菜を食べて、やはり『サミット』の技術力の高さと思いに感動。後日『サミット』に回答を得ました。惣菜などの手作り商品に共通する基本コンセプトは、「家庭の味に近づける」ということだそうです。

「『サミット』の惣菜は基本的に『家庭の味』に近づけ、飽きのこない味に仕上げています。常時人気のある商品は、『桜姫鶏の焼とり』『だしと玉子にこだわったロースカツ重』『塩にんにくの若鶏もも竜田揚』などですが、これ以外でも店内の他部門で販売している美味しい原料や調理済み商品を盛り込んだ弁当などの商品開発もすすめています」(『サミット』担当者)

 また、今回試食した3種の惣菜についても秘密を聞きました。

「『なめらかベシャメルソースの海老グラタン』は、ソースとチーズの一体感を実現し、さらに食感の良いペンネを採用した自信作です。また『肉の旨みあふれるもちもち皮の焼餃子』は、肉の食感をより強く感じられるように豚肉の部位を厳選し、またキャベツは食感と味わい双方を感じられるよう2種類のカットサイズのものを混ぜています。同業では珍しいチルド餃子です。『にぎり寿司「旬鮮」(活〆ぶり・北海道産いくら入))』は、鮮魚部門で販売している鮮度抜群の『活〆ブリ』『北海道産いくら』を採用しながら、人気のネタを盛り込んだ一品。鮮魚バイヤーが厳選しているため、ネタの美味しさには自信があります」(『サミット』担当者)

まとめ:「調理したい人」「時短で食べたい人」双方への対応を目指すその想いが旨さの秘密だった


「調理したい人」「時短で美味しく食べたい人」双方を満たしてくれるのが『サミット』です

 ここまでで、やはり『サミット』は独自の技術だけでなく合理的なオペレーションにより、美味しい惣菜を実現していることがよくわかりました。最後に、今後にかける思いも聞いてみました。

「『サミット』では、生鮮の各部門で惣菜などの店内手作り商品の充実を図りながら、生鮮素材と調味料を盛り合わせたミールキットやレンジアップ商品なども数多く品揃えしていきます。ご自身で調理されたい方にも、『時短』で美味しい食事を食べたい方にも、同じようにご満足いただける品揃えを今後も実施していきます」(『サミット』担当者)

 言い換えれば、「小売業」としてのスーパーマーケットではなく、多様化するライフスタイルに寄り添い、さまざまな提案をする中で、『サミット』の惣菜も抜群の美味しさを実現している、ということになりそうです。ぜひ一度『サミット』の惣菜を食べてみてください。他とは違うハイレベルな味を楽しめることウケアイです。

(取材・文◎加賀ま波、松田義人)

●DATA

『サミットストア』

https://www.summitstore.co.jp/

食楽web

「惣菜」をもっと詳しく

「惣菜」のニュース

「惣菜」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ