【恐怖】一つ目でスキンヘッド…カエルのような小型ヒューマノイド集団との遭遇=アルゼンチン

2023年12月14日(木)12時0分 tocana

 アルゼンチンでかつてスキンヘッドの小型ヒューマノイドの集団が少年たちによって目撃されていた。カエルのような皮膚と不気味な一つ目が特徴のこのヒューマノイドははたしてエイリアンなのか、異次元の存在なのか、それとも——。


■夜の路地で“緑色の小人”たちに遭遇


 南米では古来から小人の伝説が数多く残っており、今も偶然に撮影された写真や動画がSNSなどで出回り話題になったりもしている。2014年4月にはアルゼンチンの家庭のキッチンで“走る小人”が撮影され、ネットに投稿された動画が話題を呼んだ。



 そしてさかのぼること1988年、4人のティーンエイジャーとカエルのような皮膚と一つ目の背の低いスキンヘッドのヒューマノイドのグループとの遭遇談を、アルゼンチンの新聞が詳しく報じていたのである。


 1988年10月27日の夜、アルゼンチン・ブエノスアイレスのペルガミーノで、10代の少年4人がナイトクラブに向かう途中、公園脇で珍しい人型の生き物を発見した。


 彼らの説明によると、それらのヒューマノイドには体毛がなく、カエルを思わせる皮膚を持ち、顔には大きな目が一つあった。


 そのヒューマノイドたちは吃音のような音声を発し、若者たちはそのインパクトある異形の一群に恐怖で背筋を凍らせたのだった。


 翌朝、この話は地元紙「ラ・オピニオン」で「宇宙人がペルガミーノに降り立ったのか?」という見出しで大きく報じられ、街中に衝撃と恐怖が広がった。


 2ページにわたるこの記事には、現場の地面で見つかった奇妙な足跡の画像、目撃者へのインタビュー、そして注目すべきは、10代の目撃者の一人がスケッチした一つ目の小人の外見を描いた絵が掲載されていた。


 事件の正確な場所は「国道188号線近く、クラブ・デ・ヴィアジャンテスの領土に隣接する、パルケ・ヘネラル・サン・マルティン地区のカジェ14の一角」であると特定され、証人には14歳のクリスチャン・カシオと、共に19歳のハビエル・ハウレギ、シルビオ・ペーニャ、ダリオ・デュランの3人の計4人であった。


 彼らうち3人が6人の“緑色の小人”に遭遇したと報告したが、1人は5人だったと主張している。また4人全員が、奇妙な音と共に小人たちが手で身振りで意思疎通を図っていたと話している。


 公園の脇を歩いていたところ突然茂みから奇妙な生き物が現れ、若者たちは怖くなって逃げ出したのだった。


「彼らは5人いて、全員服を着ておらず、理解できない話をしていました。彼らはうめき声のようなものを発しました。私を見ると、全員がすぐに指を向けました。彼らの身長は約70センチでした。(私たちは)驚いて飛び跳ねるようにして逃げました」と若者の1人、クリスチャン・カシオは話す。


「その後、私と友達はラ・カミネラに行き、そこで見たことをみんなに話しましたが、最初は信じてくれませんでした。その後彼らが私たちが正気であると結論付け、私たちは全員、ナイトクラブに戻りました」(クリスチャン・カシオ)


 翌日の午前中、小人の集団が目撃されたとされる場所の公園を調べてみると、地面にはまるで人間の幼い子供たちのもののような足跡が発見された。次の日から、この場所への“聖地巡礼”が始まり、おそらくペルガミーノの住民は全員一度はここを訪れたといわれている。


■同時刻に複数の証言


 ナイトクラブの従業員にインタビューしたところ、小人たちの目撃と同時刻の0時30分に起こった奇妙なエピソードが判明した。 従業員のアリシア・レアルさんは次のように語る。


「ダイニングルームの奥に光が現れ、部屋を照らしました。身元不明の誰かがドアを開けようとしていました。私はすべてのランプを消し、すぐに彼らが泥棒かどうかを確認しようとしました。騒音や会話は聞こえませんでした」(アリシア・レアルさん)


 数秒後、この光は動き始めその後すぐに消えたという。100メートルほど離れた路上で、ヘクター・フアン・マルティネスという人物とレアルさんの孫の一人が話し合っているのが見えたが、そこでは何も異常は見られなかったようだ。


「私は見たことをすぐに彼らに話しました。すると、すぐにパトロール中の警察が到着し、彼ら(若者ら)が“緑色の小人”の集団を目撃したのだと言われました。そのとき初めて私は状況を完全に理解しました」(アリシア・レアルさん)


 ドアを開けようとしていたのはその“緑色の小人”たちであったということのようだ。


「ある種の宇宙人かもしれないものを見たという若者たちは、何が起こったのか非常に興奮していました。そして、ここで一緒に暮らしている犬の行動にも驚きました。光が見えた場所に近づいても犬は吠えませんでした」(アリシア・レアルさん)


 ジャーナリストのインタビューを受けたヘクター・フアン・マルティネスは、クラブの建物の近くにいたのだが何も奇妙なものを見聞きしなかったと話し、警察が到着して初めてここで何かが起こっていたことを知ったのだった。


 住民らを不安に巻き込み、国内でもニュースになった一件だが、残念ながらその後に新たな展開は見られなかったようだ。それでも一部のUFO研究家は今もこの一件に着目しているという。アルゼンチンには“緑色の小人”が生息しているのだろうか。今後も同様の目撃が報告されるのか注目していきたい。


参考:「Anomalien.com」ほか

tocana

「スキンヘッド」をもっと詳しく

「スキンヘッド」のニュース

「スキンヘッド」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ