もはや要塞レベル 青森県の巨大すぎる「カップ麺売り場」が注目されるも...地元民「これ普通だよね?」「どこでもこんな感じ」

2023年12月28日(木)8時0分 Jタウンネット

青森県のインスタント麺売り場が限界突破している。

そんな投稿がXで注目された。さっそく、皆さんにもご覧いただきたい。

こちらは青森県と秋田県でスーパーマーケットやドラッグストアを展開する紅屋商事(本社・青森県青森市)のXアカウント(@BeniyaCorp)が2023年12月18日にポストした写真。

映っているのは、同社が運営するスーパーマーケットとドラッグストアの複合店舗「カブセンター弘前店」のインスタント麺売り場なのだが......。

見てほしい、この品揃えを! 棚にびっしりと、多種多様なインスタント麺たちが並んでいる。

埼玉県白岡市出身・在住のJタウンネット記者はこれまで地元のスーパーで通路の右の棚も左の棚もインスタント麺に占領されている、まるで要塞のような売り場展開は見たことがない。

もしかして「カブセンター弘前店」だけの独特な光景なのか? カップ麺や袋麺に、力を入れてるお店なのかも......?

そう思った記者だったが、X上ではこの売り場の投稿に対し、青森県民と思われるユーザーからこんな反応が寄せられていた。

「え。これ普通だよね...???」
「ちなみにどこのスーパーでもこんな感じです。ドラックストアでも片面インスタント麺ってことも珍しくない」
「青森だとこれ普通なんだけど、他県はこんなに広くないらしいね」
「これが普通と思ってたのよねぇ...... 県外来て、カップ麺コーナー少なくて寂しかった」

え? 青森だと、この要塞みたいな売り場が普通なの?

青森のインスタント麺事情にビビり始めた記者は、真相を確かめるべく20日、紅屋商事に話を聞いた。

野菜売り場よりも広い

取材に応じてくれた紅屋商事の従業員によると、カブセンター弘前店のように「通路の両脇を埋めてしまうくらいのインスタント麺売り場」は、青森では当たり前。同社が展開する店だけでなく、青森県内の他社スーパーも同じくらいの広さだという。

「野菜売り場よりもインスタント麺の売り場のほうが広いです。通常の売り場以外にも店長やチーフが売りたい商品を催事場で展開することがあるので、とにかく広いですよ」(紅屋商事の従業員)

なぜインスタント麺の売り場がとにかく広いのかというと、理由は簡単で、「よく売れるから」。バイヤーも特に力を入れて売っているそうだ。

「紅屋商事の従業員は、昼休憩になるとみんなカップ麺を食べています。カップ焼きそばを食べて、味噌汁代わりにカップラーメンを食べる人も珍しくないです(笑)」

なぜインスタント麺が売れるのか。その理由を、紅屋商事の従業員は理由をこう推測する。

「カップラーメンと袋ラーメン以外にも、缶詰がよく売れます。
寒い地域ですから貯蔵文化があるのかもしれません。それにインスタント麺は手軽に食べられるので、それも好まれる理由になっているかもしれませんね」

総務省統計局の家計調査(2人以上の世帯)によると、青森市はカップ麺購入数量都道府県庁所在市及び政令指定都市内で2位。(2020年〜22年平均)。とにかくインスタント麺が大好きな県民性のようだ。このアイデンティがある限り、青森県の「インスタント麺要塞」は陥落しないことだろう。

Jタウンネット

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