100均ライターが選ぶ! 2021年に買ってよかった「100均キッチングッズ」ベスト5
2021年12月29日(水)10時51分 食楽web
食楽web
最近やっと気軽に外食できるようになったとはいえ、ここ2年近くは家でご飯を作る機会が格段に増えました。それにより、毎日の料理時間を少しでも快適にしたい人、料理の楽しさに目覚める人も増え、さまざまなキッチン便利グッズが話題になりました。
中でも注目されたのが、100均グッズ。便利なのはもちろん、驚くほどコスパが高い商品から目からウロコのアイディア商品まで、発売と同時に品切れするヒット商品を連発しています。
こちらでは、週3回以上100均に通い、年間1000以上の100均アイテムを紹介する100均ライターの筆者が、2021年本当に買ってよかった「100均キッチングッズ」ベスト5をご紹介します。
【5位】料理が劇的に楽になる「押して計れる計量ボトル」
110円(税込)
まずは、発売されてからずっと品薄状態が続いている『ダイソー』のアイディア商品「押して計れる計量ボトル」。押す場所によって、それぞれ大さじ1杯、小さじ2杯の分量が出てくるボトルで、料理中にわざわざ計量スプーンで計る手間がなくなります。さまざまな液体調味料やオイルで試しましたが、ちゃんと計量できていました。
特にオイル系は洗うのが面倒なので、計量スプーンがいらないのはありがたい! 筆者は目分量ではなく、計量して料理を作るタイプなので、これを買ってから劇的に料理が楽になりました。
※過去の掲載記事はこちら
【4位】入れるだけで野菜がシャキシャキ!「鮮度保持袋」
60枚入り 110円(税込)
こちらは筆者がもう何年も愛用している超お気に入り商品「鮮度保持袋」。その名の通り、青果の鮮度を長持ちさせてくれます。一見なんでもない袋に見えますが、青果の鮮度を落とす原因のひとつである青果から出るガスを吸収。さらに、袋内を適切な湿度に保つ成分が配合されたすごい袋なんです。
この袋を使うかどうかで、野菜の鮮度保持にこれだけの差が出ます。
左:鮮度保持袋に入れ替えた小松菜、右:もともと入っていた袋のままの小松菜
5日間冷蔵庫で保存した結果です。これだけの違いが出て、1枚あたり1.3円ほどとコスパも最強! サイズも豊富でダイソー、セリア、キャンドゥなど、どの100均でも買うことがでるのも魅力です。
※過去の掲載記事はこちら
【3位】使い勝手が良すぎてひとつじゃ足りない!「シリコーン保存袋」
340mlと680mlがあり、どちらも220円(税込)
今年はSDGsの流れから、各100均でもさまざまなエコグッズが発売されました。中でも断トツ人気だったのが『ダイソー』の「シリコーン保存袋」です。
繰り返し使えるだけでなく、電子レンジ、オーブン、冷凍庫、そして食洗機で使用できます。さらに抜群の密封力で液体の保存にも最適。シリコーン製で丈夫なので、食材の下味をつける時など破れる心配をすることなく、ガシガシ揉み込めるのも良いところ。
水、調味料、野菜を入れてレンジでチンすれば、簡単に野菜スープを作ることもできます。良いところをあげたらキリがないほど、優秀アイテム!
※過去の掲載記事はこちら
【2位】売れすぎて“幻の商品”と化した「味付けたまごメーカー」
110円(税込)
2021年の『ダイソー』のキッチングッズの中で、最も話題になった商品のひとつ「味付けたまごメーカー」。あまりの人気にどの店舗も品切れ状態になり、筆者も2ヶ月も探し続けてやっと手に入れたほどでした。
少しの調味料で簡単にムラのない味玉が作れるグッズなのですが、商品の至るところに使う人への優しさが隠れています。実際に使ってみると、本当に便利で使いやすくて感動。
「手間がかかる」「調味料がもったいない」「保存が面倒」など、味玉を作る時の悩みを全て解決してくれる商品です。まさかこんなに簡単に美味しい味玉が作れるなんて……。これはバズったのも納得!
※過去の掲載記事はこちら
【1位】キッチングッズの革命!「ステンレス泡立て器」
220円(税込)
堂々の1位は、発売された時に「なんだこれは!」と大きな話題になった『ダイソー』の「ステンレス泡立て器」。私たちが知っている泡立て器とはずいぶん形が違いますが、その使い勝手の良さにびっくりしました。
一本一本がセパレートしているので、混ぜる時に材料が泡立て器の中に溜まることもなく、そして洗いやすい。さらにコンパクトなので収納場所も取りません。もちろん、しっかり混ざります。
これまでの泡立て器の概念を覆した商品で、考えた人は天才だと思います! これを知ってしまうと、もう元の泡立て器には戻れません。
※過去の掲載記事はこちら
どの商品も、毎日の料理が楽になり、そして料理の悩みを解決してくれるものばかり。110円〜とは思えないほどコスパが高い優秀グッズなので、ぜひお試しください。
(撮影・文◎佐々木 舞)
●著者プロフィール
佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。