コロナ禍で魅力再確認! コスパが良すぎる東京の弁当店6選

2020年12月31日(木)10時50分 食楽web


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 2020年はコロナの影響で、自炊、または買ってきて家で食べる「中食」生活が注目を浴びる1年になりました。外食産業が軒並み売り上げを落とす中、中食産業、中でも弁当販売店はコロナ前よりも売り上げを伸ばしたというところも。

 ということで、ボリュームがすごい店、コスパが良すぎる大盤振る舞いの店など、この街に行ったら絶対に買って帰るべき! な人気弁当店を改めて紹介します。

A4大サイズの弁当が税抜き250円! 浅草『デリカぱくぱく』


ずらっと並ぶお弁当とお惣菜。和洋中いろんなお弁当があり、うなぎ以外は税別250〜680円(2020年4月現在)

 コンビニなら500円以上は確実、というサイズの弁当が250円、具が4種も中にある1kgのおにぎり、1.2kgのビッグハンバーグ弁当、大きな塊肉の鶏の照り焼き140円など多彩なラインナップで、しかも24時間営業! バリエーションの多さ、ボリュームの良さ、コスパの素晴らしさなど、いろいろなものが規格外すぎる浅草の『デリカぱくぱく』です。


「鯖の味噌煮弁当」270円。鯖味噌の他に、大根や人参、厚揚げなどの煮物、お漬物も

 店内の厨房で一から作る、出来立てのお弁当はいずれも家庭的な味わい。中でも「鯖の味噌煮弁当」、「肉じゃが弁当」(税込各270円)が、どこかホッとするおふくろの味で美味。材料を買い揃えるよりも作るよりも安いのでは? と思える『デリカぱくぱく』。浅草周辺に住んだら、おそらく料理するのをやめて、3食ここのお弁当で生きていく気がします。

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●SHOP INFO

店名:デリカぱくぱく 浅草店

住:東京都台東区浅草1-43-8
TEL:03-3844-8304
営:24時間営業
休:なし

1キロ弁当がストロングすぎる! 亀戸『キッチン DIVE』


店内はウェブカメラで24時間中継。常連さんの中には、カメラでどんな弁当が並んだかチェックしてから来る人も

『デリカぱくぱく』の姉妹店でもある『キッチン DIVE』。店のキャッチコピーは「毎日満足200円弁当」。そうなんです、ここにはおそらく都内の弁当店で一番安い200円弁当があるんです。一般的なサイズのお弁当ケースにゴハンとハンバーグ、お漬物のお弁当。手作りの弁当で200円(税込216円)って、もぉ衝撃すぎます。


総重量1000g以上の1キロ弁当「肉じゃが・サバ塩焼き弁当」500円。ぎっしり、みっちり、持つと重い!

 そしてこの店の看板メニューの一つが、一面に揚げ物がぎっしり乗せられた1キロ弁当555円(税込599円)。コロッケ、メンチ、唐揚げ、アジフライなど、揚げ物オンパレード! 自宅で揚げ物を作ろう、なんて考えが一切なくなる、ボリューム・バリエーション共にインパクトがすごすぎる弁当は、おそらく亀戸に引っ越したら10kgは余裕で太れそうな気がするほど、魅力ダダ漏れ、背徳感がたまらないお弁当です。

→過去の紹介記事はこちら

●SHOP INFO

店名:キッチン DIVE(ダイブ)

住:東京都江東区亀戸6-58-15 ランドシー亀戸
TEL:03-5858-6712
営:24時間営業
休:なし

揚げ玉がこんなに美味しいなんて! 早稲田『わせだの弁当屋』


一番人気の「茄子から」400円(2020年6月現在)。唐揚げ、なす、柴漬け。唐揚げは大きめ

 早稲田大学の近く、昔から腹ペコ学生のお腹を満たしてきた『わせだの弁当屋』。揚げナスと、鶏の唐揚げが3つ入った「茄子から」が店の一番人気。学生のリクエストから生まれた、お新香やきんぴらの代わりに唐揚げを入れる「前抜き」ルールなど、ここにしかないお弁当や注文の仕方などが、昔から愛され続けている弁当店です。


店の最安弁当「たぬき丼」250円。これが旨味の塊!

 そして衝撃だったのが、味付け揚げ玉がご飯の上一面を覆う「たぬき丼」。揚げ玉以外は昆布の佃煮、きんぴら、柴漬け、ねぎ。肉や魚のおかずはなし。なのに、この味付き揚げ玉がものすっごく美味しい! 旨みの塊と化した揚げ玉とゴハンのバランスが絶妙すぎて、250円でこんなに満たされた気分になれる衝撃のお店です。

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●SHOP INFO

店名:わせだの弁当屋

住:東京都新宿区早稲田鶴巻町533
TEL:03-3203-2734
営:9:30〜23:30、土曜、日曜、祝日10:00〜22:30
休:なし

精米したて、炊きたて山盛りゴハンが旨い! 西巣鴨『つるや 庚申塚店』


1952(昭和27)年創業、都電荒川線の庚申塚駅改札からすぐの場所

 キャッチコピーは「どか盛り★まんぷく弁当」。隣がお米屋さんなので、上質の国産米、しかも精米したてのゴハンがお弁当に使われているお米が美味しいお弁当屋。大盛り追加料金無料、特盛は+100円で盛ってくれます。良質なお米で炊いたゴハンは、ツヤッツヤでこれだけでも十分美味しい!


「モモ焼き弁当」500円。写真はライス特盛+100円でトータル600円

 一番人気は「モモ焼き弁当」。60年近くあるメニューで、にんにく、砂糖、醤油などで味付けをした、鶏もも肉の弁当は、タルタルソース、シュウマイ、お新香などがセットになっています。そのまま食べてもしっかり味がついているけれど、タルタルにつけて食べると濃厚な美味しさ。モモ焼き一口でゴハンが2〜3口いけるので、これを頼むなら絶対にゴハン大盛りまたは特盛りで頼むべき!

 ちなみに、お店には「本日のサービス弁当」があり、日によって500円のお弁当が400円になるなどお得になるサービスがあるほか、ゴハンなし、おかずのみの注文の場合は定価の100円引きに。大喰いの学生さんなどは、お弁当2個買いで、1個は普通の弁当、2個目はゴハンなし弁当で買っていく、という人もいるそうです。

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●SHOP INFO

店名:つるや 庚申塚店

住:東京都豊島区西巣鴨3-6-1
TEL:03-3917-3265
営:9:00〜22:00
休:不定休

足立区を代表するメガ盛り弁当店! 鹿浜『ダイナマイトキッチン』


貼られている写真入りメニュー。「デカ」の文字と手形でどすこい感あふれています

 130種ある弁当メニューには「デカシリーズ」があり、「デカ唐揚げマグナム弁当」、「Wハンバーグギガトン弁当」といった、1kg前後のメニューがいろいろ。もはやお弁当という名のパーティメニューでは? と言えるほど、おかずもご飯もたっぷり。「Wハンバーグギガトン弁当」なんて、名前はハンバーグになっていますが、ハンバーグ2つにタルタルがたっぷりかかった立派なサイズのロースカツもどーん。主役級おかずが2種類って衝撃的。


「ダイ二郎弁当」850円+ゴハン特盛100円。さらに「全マシ」にした状態。ほぼ球体

 メニューの中で一番の重量、そしてインパクトもすごかったのは「ダイ二郎弁当」。600gのゴハンの上に煮豚、味玉、野菜、背脂で、野菜と背脂は追加料金なしでマシOK。さらに無料トッピングのニンニクと唐揚げもプラスできます。全マシにしたら山というよりほぼ球体。蓋が閉まらなくなる弁当に。

 店内にイートインスペースはないので、そぉ〜っと、崩れないように持ち帰る必要があります。ちなみに重さは1,426g(2020年7月取材時)。一旦蓋におかずを移動しないと、ゴハンにたどり着けません。

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●SHOP INFO

店名:ダイナマイトキッチン

住:東京都足立区鹿浜2-25-1
TEL:03-5856-8239
営:9:30〜20:00
休:なし

握りこぶし大の唐揚げがゴロゴロ! 高幡不動『お弁当 茶実』


「からあげ弁当」550円。550円でこれはテンション上がる!

 いろんなおかずのお弁当を販売しているのにもかかわらず、ほとんどの人が「唐揚げ弁当」または唐揚げ単品を買っていく、圧倒的唐揚げ人気の弁当店『お弁当 茶実』。男性の握りこぶし大の唐揚げが5個入りのからあげ弁当は550円。醤油ベースのタレに漬け込んだ唐揚げは、もちろん表面はカリッと、中はジューシー。唐揚げ単品の場合1個70円なので、家で作る手間、片付ける手間、おいしさを考えたら買って帰ります、って気持ちになります。


「からハムエッグフライ弁当」550円。コロッケみたいに見えるのがハムエッグのフライ

 唐揚げの人気店だけあって、唐揚げ入りの弁当は多種類。「からチーズハムカツ弁当」、「からコロ弁当」、「からサーモンフライ弁当」、「アジから弁当」「イカから丼」などいろいろ。あらゆるメニューが唐揚げとコラボしています。

 中央大学の寮や帝京大柔道部の寮などが割と近くにあり、体育会系学生たちにもこのボリュームは喜ばれているそう。ここのサイズ感なら、腹ペコ男子学生にも満足のボリュームだと思います。

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●SHOP INFO

店名:お弁当 茶実

住:東京都日野市南平3-18-22
TEL:042-594-2277
営:11:00〜12:30、18:00〜20:00
休:日曜・祝日

 個人店ならではのサービスや気遣い、メニュー構成などが嬉しくなる店ばかりです。ちなみにほとんどのお店が事前予約でオードブルの注文可能。家飲み、新年会など、親しい人たちで三密を避けつつ集まるときに、買いに行くのもオススメですよ。

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