6日 低気圧に伴う雪雲や雨雲 九州から関東へ 全国的に厳しい寒さ

2022年1月6日(木)5時54分 tenki.jp

きょう6日(木)は、全国的に厳しい寒さが続き、日本の南を低気圧が東進。今朝は九州や四国の広い範囲で冷たい雨や雪が降っており、日中は近畿や東海、関東にかけても雪や雨に。

雪や雨の範囲 次第に西から東へ移る 平地も路面凍結に要注意

きょう6日は、厳しい寒さが続く中、低気圧が日本の南を東進。
今朝は、九州や四国の広い範囲と紀伊半島の所々で冷たい雨が降っており、標高の高い地域は雪になっているとみられます。日中は、雪や雨の範囲が東海や関東へと移るでしょう。
山沿いに限らず平地でも雪の積もる所がありそうです。たとえ雪が積もらなくても、雪や雨で濡れた路面が凍結する危険性があります。車で通勤する方、念のためタイヤチェーンを携行するなどの備えをしたうえで、道路の情報を十分に確認しつつ普段より時間に余裕を持った行動を心かけてください。
【各地の天気】
●沖縄:昼頃まで断続的に雨で、雷を伴う所も。
●九州・四国:午前9時頃まで雨や雪。山沿いは路面に雪が積もって交通が乱れるおそれがあり、内陸では平地も雪がうっすらと積もる所がありそうです。日中は天気が回復に向かうでしょう。
●中国地方・近畿:山陽や紀伊半島は昼頃まで所々で雪や雨。紀伊山地を中心に雪の積もる所もありそうです。夕方以降は、日本海からの寒気の影響で山陰や北部で雪や雨が降るでしょう。
●東海・関東:昼頃から夕方にかけて、所々で雪や雨。特に積雪の可能性が高いのは御殿場や箱根から丹沢方面。また、神奈川県や千葉県を中心に平地も雪の積もる所がありそうです。
●北陸:日中は大体晴れ。夜は雪や雨の所があるでしょう。
●東北・北海道:こちらも日差しが届きそう。ただ、日本海側では雪の降ることもあるでしょう。

路面の凍結 特に注意すべき所は

上の項目でお伝えした通り、九州や四国では日中は天気が回復傾向。気温はあまり上がらず、標高の高い地域はしばらく路面の凍結に注意が必要です。紀伊半島周辺から関東にかけて、夜には雪雲が離れますが、あす7日朝にかけて平地でも路面の凍結する所があるでしょう。
中でも、路面凍結の危険性が高いのは、次の4か所です。
①橋や歩道橋の上は地面の熱が伝わりにくく、風が通りやすいので、凍結しやすくなります。
②トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
③交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
④日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

最高気温 全国的に平年並みか低い

最高気温は、きょうも全国的に平年並みか低いでしょう。寒さ対策を万全にしてお過ごしください。
北海道は0℃に届かない所がほとんど。東北北部は2℃前後、東北南部と北陸は5℃前後、関東は3℃くらいの所が多いでしょう。東海や近畿は8℃前後、中国や四国、九州は10℃から12℃くらいの所が多く、沖縄は20℃前後の予想です。

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