【能登半島地震】被災地の雪は段々止むが厳しい寒さ続く

2024年1月8日(月)12時32分 ウェザーニュース

2024/01/08 12:18 ウェザーニュース

連休最終日の今日8日(月)は冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で令和6年能登半島地震の被災地でも断続的に雪が降っています。午後は上空の強い寒気が北に退いて雪は段々と止んでいきますが、厳しい寒さが続く予想です。

雪が止んでも厳しい寒さが継続

輪島市の今後の気温変化

震源に近く甚大な被害を被った石川県能登地方の積雪深は11時現在、珠洲で12cm、輪島で9cm、七尾で12cmとなっています。昨夜から今日未明にかけて発達した雪雲が次々と流れ込み積雪が一気に10cm前後まで増えましたが、今朝以降は積雪の急増がいったん収まっています。
午後は上空の寒気が次第に北に退き、雪が止む時間が長くなる予想です。ただ、雪が止んでも気温は上がらず、最高気温は平年の最も寒い時期を下回る見込みです。
避難生活をされている方は引き続き、低体温症や一酸化炭素中毒等に注意してください。

明日は雨やミゾレ 融雪による土砂災害に警戒

明日9日(火)は日本海に低気圧が発生して北日本に接近します。低気圧から延びる前線位相が北陸エリアを通過するため、石川県能登地方では雨や湿った雪が降り、一時的に強まるおそれがあります。
引き続き降水と融雪に伴う土砂災害の発生に警戒が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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