23日~25日 東・西日本の日本海側を中心に平地も大雪か 道路の気象影響リスク大

2024年1月21日(日)17時44分 tenki.jp

23日(火)から25日(木)は今季最強寒波が襲来し、北陸から九州北部を中心に大雪の恐れ。車の立ち往生に警戒。太平洋側でも濃尾平野など雪の降る所があるでしょう。積雪や路面の凍結に注意。

23日〜25日 今季最強寒波が襲来 大雪の恐れ

23日(火)から25日(木)頃にかけて今季最強寒波が流れ込むでしょう。列島の上空1500メートル付近には広く平地に雪を降らせる目安のマイナス6℃以下の寒気が流れ込み、さらに強いマイナス12℃以下の寒気が西日本にも流れ込む予想です。また、日本海にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が顕在化し、北陸から近畿北部付近に発達した雪雲が次々と流れ込むでしょう。
北海道や東北の日本海側から山陰、九州北部は広く雪が降り、大雪の恐れがあります。太平洋側でも東海や近畿、四国、九州など所々に雪雲が流れ込むでしょう。

道路の気象影響予測 北日本〜西日本にかけて影響リスク大

【北海道・東北】
道路の気象影響予測をみますと、影響リスクの大きい状態がしばらく続く見込みです。特に、北海道では23日(火)頃は日本海側だけでなく、オホーツク海側や太平洋側でも雪の降る量が多くなる恐れがあります。また、24日(水)からは北海道や東北の日本海側で雪や風が強まるでしょう。大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に注意・警戒が必要です。
【北陸(新潟県含む)】
23日(火)から気象による影響リスクが大きくなっています。山地だけでなく、平地でも大雪となる所があるでしょう。雪を伴って風も強く、見通しが悪化することもありそうです。車の立ち往生に警戒が必要です。通行止めとなる道路が発生する可能性もありますので、交通情報にもご注意ください。
地震の被災地の能登地方でも積雪となる予想です。道路が大きく陥没した所では、路面の安全確認が難しくなりそうです。大雪が予想される期間は不要不急の車の使用は慎重な判断をなさって下さい。
【関東甲信・東海】
23日(火)の午後から再び影響リスクの高くなる道路があります。長野県や関東北部の山間部、岐阜県の山間部を中心に大雪となる所があるでしょう。峠越えの車は積雪や路面の凍結による交通障害に警戒・注意してください。なお、24日(水)頃は濃尾平野にも雪雲が流れ込み、名古屋などでも雪が降る可能性があります。最新の交通情報にご注意ください。

【近畿・中国地方・九州】
22日(月)夜から影響リスクが大きくなるでしょう。近畿北部や山陰、九州北部は断続的に雪が降り、山地だけでなく、平地でも大雪となる恐れがあります。雪を伴って風が強く、見通しが悪化することもありそうです。近畿中部・南部、山陽、九州南部にも雪雲が流れ込み、平地でも積雪となる所があるでしょう。車は冬の装備で、雪道に慣れない場合は公共交通機関を使うなど、無理のないようになさってください。
【四国】
22日(月)夜から強風による影響リスクの大きい道路があります。風が強く、車は横風に流されやすくなりますので、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。山地には雪雲の流れ込む所もありますので、積雪や路面の凍結にも注意が必要です。
道路ごとの影響については、道路の気象影響予測も参考になさってください。(気象予測に基づく影響予測ですので、実際の規制状況は道路管理者等の発表をご確認ください。)

雪道の運転 注意するポイントは

雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。
2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。
大雪のピークが過ぎてないときに行動すると、大きなケガにつながったり、帰宅困難になったりします。慎重に行動してください。

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