低気圧の通過で東北は太平洋側も雪 北海道は札幌市内などに活発な雪雲
2024年1月24日（水）14時20分 ウェザーニュース
2024/01/24 14:15 ウェザーニュース
津軽海峡付近を通過した低気圧の影響で東北は局地的に雪が強まっています。日本海側だけでなく太平洋側にも雪雲が広がり、湿った雪です。北海道は日本海側で雪の所が増え、札幌市内にも活発な雪雲がかかってきました。
日本海側はこの後も強い雪が続くおそれ
低気圧が津軽海峡を通過して、太平洋を南東に進んでいます。低気圧の西〜南側にかけて雪雲が発達し、日本海側だけでなく太平洋側も局地的に強い雪です。青森県八戸市では14時までの1時間に2cmの積雪を観測。瞬間的には20m/sを超える風が吹いているため、吹雪となり見通しが悪くなっています。
また、北海道は日本海にあった活発な雪雲が低気圧の東進に伴って陸地にかかりはじめ、一部は札幌市を含む石狩平野に広がってきました。昼過ぎまで晴れていた札幌市は天気が急変して、本降りの雪になっています。
東北太平洋側の雪はあまり長くは続かず、この後は日本海側で断続的に降る見込みです。札幌市など石狩平野や後志地方などは今夜にかけて雪が強まるとみられます。積雪増加による路面状況の悪化や、吹雪による視界不良などに警戒が必要です。
