全国週間 2月スタートは北日本で暴風雪のおそれ 週末は東京都心でも寒暖差に注意

2024年1月29日(月)16時5分 tenki.jp

2月スタートの1日(木)は冬型の気圧配置が一時的に強まり、北海道から東北の日本海側を中心に暴風雪のおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。また、今週末は晴れる東京都心など関東でも、寒暖差に注意が必要です。

31日(水)〜2月1日(木) 太平洋側は所々で雨

明日30日(火)は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れるでしょう。
最高気温は関東から九州で15℃近くまで上がる所もありそうです。東北や北陸でも10℃くらいで、日差しの温もりを感じられるでしょう。
明後日31日(水)は前線が九州付近に延びるため、九州から近畿で雨が降るでしょう。
2月1日(木)は本州の南に停滞し、東海まで雨の範囲が広がりそうです。太平洋側では雨脚が強まる所もあるでしょう。車の運転は見通しの悪さに、ご注意ください。

2月スタートの1日(木) 北海道から東北の日本海側は暴風雪のおそれ

2月1日(木)は低気圧が北海道の東で発達し、日本付近は冬型の気圧配置が一時的に強まるでしょう。
北海道から東北の日本海側を中心に雪で、局地的には雪の降り方が強まりそうです。風も強まり、暴風雪になるおそれもあります。気象庁の早期注意情報(今日29日11時発表)では、暴風(雪)の警報級の可能性を「中」になっています。低気圧の発達の程度や寒気の強さによっては、猛吹雪になるおそれがあります。交通への影響も考えられますので、最新の気象情報にご注意ください。
北陸は雨から雪に変わり、風も強く吹くでしょう。路面状況の悪化や、令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊にも注意が必要です。

週末は寒暖差に注意 春から冬の寒さに逆戻り

北海道や東北、北陸は、31日(水)と2月1日(木)の気温差が大きくなりそうです。春の暖かさから一気に冬の寒さに戻るでしょう。札幌など北海道では、最高気温が0℃未満の真冬日が戻りそうです。
晴れる関東でも、2月1日(木)と2日(金)の寒暖差に注意が必要です。
31日(水)は、東京都心で最高気温が16℃と3月下旬並み、桜の花が咲く頃の暖かさになるでしょう。2月1日(木)も、東京都心の最高気温は14℃の予想で、春の暖かさが続きそうです。日中は冬のコートが邪魔になるくらいです。
2日(金)は晴れても最高気温は10℃に届かず、一気に真冬の寒さに逆戻りしそうです。北よりの風が冷たく、体感温度をさらに下げるでしょう。受験シーズンでもあります。寒さ対策をしっかりと行って、体調を崩さないよう、お気をつけください。

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