寒波襲来 日曜も北陸を中心に警報級の大雪 来週後半は関東などで雪か

2022年2月5日(土)16時36分 tenki.jp

寒波やJPCZの影響で、あす6日にかけて、日本海側は雪が降り、北陸を中心にさらに積雪が急激に増える恐れ。太平洋側で積雪となる所も。来週後半は関東などで雪の可能性があります。

あす6日まで強い冬型の気圧配置 JPCZも

日本付近は冬型の気圧配置となっており、強い寒気が流れ込んでます。北日本から東日本の上空5000メートル付近にはマイナス36℃以下の寒気が流れ込み、あす6日にかけて冬型の気圧配置が強まるでしょう。
特に「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)※」の影響を受ける北陸を中心に発達した雪雲がかかり続ける予想です。同じ地域で、断続的に強い雪が降るため、積雪がさらに急激に増える恐れがあります。
(※「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」とは、シベリア大陸から流れ込んだ冷たい風が、朝鮮半島北部に位置する長白山脈によって、いったん二分されたのち、風下である日本海で再び合流することによってできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。)

大雪に厳重な警戒を

あす6日にかけて北海道や本州は日本海側を中心に雪が降り、北陸を中心に山沿いだけでなく、平地でも大雪となるでしょう。すでに滋賀県や岐阜県などで車の立往生が発生した道路もあります。あす6日にかけて除雪が困難な積雪となる恐れがありますので、交通障害が発生する可能性を考慮して、不要不急の外出を控えるようにしてください。
仙台平野や濃尾平野など太平洋側にも所々に雪雲が流れ込むでしょう。愛知県や三重県などの平地でも積雪となる所がありそうです。車の運転は積雪や路面の凍結にご注意ください。
あす6日も真冬に戻ったかのような厳しい寒さが続くでしょう。最高気温は北海道は広く氷点下、東北や北陸も2℃くらいまでしか上がらない予想です。関東から九州も6℃ほどで、震えるような寒さでしょう。万全な寒さ対策をしてお過ごしください。

次第に冬型の気圧配置が緩むも 太平洋側で雪か

7日(月)以降は次第に冬型の気圧配置が緩み、日本海側の雪も弱まるでしょう。8日(火)ごろは日本海側も雪のやむ所が多くなりそうです。関東以西では厳しい寒さも少し和らぎ、日差しにホッとできそうです。
ただ、9日(水)から10日(木)にかけては本州の南を低気圧が進む予想で、近畿から関東など太平洋側を中心に冷たい雨や雪が降るでしょう。関東の内陸部などを中心に積雪の可能性もあります。低気圧の位置や発達具合、寒気により雪のエリアが変わる可能性がありますので、最新の気象情報を確認してください。

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