花粉情報 スギ花粉が最盛期 関東~九州は連日のように「大量飛散」 ピークいつまで

2023年2月28日(火)14時48分 tenki.jp

関東から九州はスギ花粉のピークで、花粉の飛散量は一番多いランクの「非常に多い」所が多くなるでしょう。しばらくピークが続きますので、花粉症の方は万全な対策を。

スギ花粉がピークに 非常に多く飛ぶ予想

関東から九州はスギ花粉のピークで、この先1週間の花粉の飛散量は一番多いランクの「非常に多い」所が多いでしょう。東京や広島は連日「非常に多く」なる見込みです。花粉症の方は万全な対策が必要です。
東北も本格的な花粉シーズンとなり、花粉は「やや多く」飛ぶでしょう。

今年の花粉の飛散量

今年の花粉飛散量は、九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸ではやや多くなるでしょう。東海と東北では多く、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。
前シーズンと比較しても九州から関東甲信にかけて飛散量は多く、特に四国、近畿、東海、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。前シーズンは症状が弱かった方も万全な花粉症対策が必要です。

ピークいつまで?

スギ花粉飛散のピークは、福岡で3月上旬にかけて、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬となるでしょう。今年は大量飛散が見込まれる所が多いため、ピークの時期も長くなる可能性があります。
スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まる所が多くなります。 福岡や広島では3月下旬から4月上旬、高松では3月下旬から4月中旬の見込みです。大阪と名古屋では、4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。

外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
①メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
②マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

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