西から冬型の気圧配置に 強い寒気の南下で西日本も積雪予想

2024年3月1日(金)10時40分 ウェザーニュース

2024/03/01 10:35 ウェザーニュース

各地に雨や雪を降らせている低気圧は関東の沖まで進み、西から次第に冬型の気圧配置へと変わってきました。強い寒気が南下するため西日本の平野部でも雪の積もる所がある見込みです。

1月下旬以来の強い寒気

関東沖を進んでいる低気圧は足早に東に離れ、今夜には三陸沖に達する予想となっています。大陸からは高気圧が張り出して冬型の気圧配置が強まる見込みです。
平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は今夜の時点で西日本の大部分を覆い、−12℃以下のさらに強い寒気も山陰付近まで南下するとみられます。これだけ寒気が南下するのは1月下旬以来です。
寒気が強いため西日本の日本海側は山沿いだけでなく平野部でも雪に変わる所が多くなります。北陸の平野部も次第に雪の所が増え、明日2日(土)にかけて雪が積もる見込みです。

今夜以降は路面状況の悪化などに注意

山陰から北陸では明日2日(土)にかけて広い範囲で雪が降り、北日本の日本海側は明後日3日(日)も降り続く所があります。
3日(日)夕方にかけての48時間に新たに積もる雪の量は、北陸や東北の山間部で最大50cm以上、内陸部や山沿いの広い範囲で10〜30cmに達する予想となっています。山陰や近畿北部、北陸の平野部でも雪が積もる見込みです。
久しぶりの積雪になる所がありますので、路面状況の悪化に十分注意をしてください。山間部は古い雪の上に新たな雪が多く積もることで雪崩の危険性が高まるため警戒が必要です。

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