今日14日は関東で夏日迫る 16日まで雨で気温急降下も 週後半は急に暑く真夏日も
2025年4月14日(月)15時39分 tenki.jp
今日14日は晴れている所を中心に気温が上がり、関東は昨日13日に比べて大幅に気温上昇。東京都内では夏日に迫る所も。一方、大気の状態は不安定で、雨がザっと強まり気温が急降下した所も。16日頃にかけては急な雨や雷雨に加えて、気温の急降下にも注意。週後半は一気に暑く。
今日14日 晴れている関東で夏日に迫る
今日14日(月)は晴れている所を中心に気温が上がり、関東は昨日13日(日)に比べて10℃前後、大幅に気温上昇しています。
午後3時までの最高気温は、東京都心で23.0℃まで上がり、初夏のような過ごしやすい陽気となっています。また、東京都内では練馬区で24.1℃と夏日に迫る気温です。
一方、大気の状態は不安定で、西日本では雨がザっと強まり気温が急降下している所もあります。特に、松山市では午後1時の気温は16.8℃でしたが、急に雨脚が強まった後、午後3時には9.8℃まで下がりました。2時間で7℃も気温が急降下しています。
16日にかけて急な雨と気温降下に注意 19日をピークに夏日急増
日本海をゆっくりと移動する寒冷渦の影響で、西日本は明日15日(火)にかけて、東日本、北日本は16日(水)にかけては大気の状態が不安定です。急な雨や雷雨に加えて、気温の急降下にもご注意ください。
17日(木)から気温が急上昇し、関東から西では最高気温が25℃以上の夏日になる所が増えるでしょう。特に19日(土)は夏日地点が多くなる見込みで、関東甲信の内陸部では30℃以上の真夏日に迫る所もあるでしょう。
まだ4月ですが、急な暑さで熱中症にかかるリスクが高まります。本格的に暑くなる前から、無理のない程度に、適度に運動を心がけ、暑さに体を慣れさせておくことも大切です。炎天下では帽子をかぶる、こまめに水分休憩をとるなど暑さ対策を忘れないでください。
暑くなる前から始めよう 熱中症予防
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。