有楽町線と東武伊勢崎線が直通運転へ…2030年代半ば、草加駅―東陽町駅が最短40分から29分に

2025年4月19日(土)7時57分 読売新聞

東京メトロ有楽町線の車両

 東京メトロ有楽町線と東武伊勢崎線・日光線が、2030年代半ばから相互直通運転を実施することになった。東京メトロと東武鉄道が17日、発表した。豊洲市場(東京都江東区)などがある東京湾臨海部と埼玉県東部とのアクセスが向上することになる。

 東京メトロは、有楽町線を豊洲駅(江東区)から住吉駅(同)まで延伸させる事業を進めており、30年代半ばの開業を予定している。延伸と合わせ、伊勢崎線・日光線がすでに直通運転している半蔵門線の押上駅(墨田区)—住吉駅間を経由し、豊洲駅まで直通運転するという。

 相互直通運転が始まれば、草加駅(埼玉県草加市)から東陽町駅(江東区)までの所要時間は現在の最短40分から29分に短縮。北千住駅(足立区)—豊洲駅間も同32分から24分に縮まる。

 両社は今後、直通運転に向けて車両の改造などを検討し、運行本数についても協議を進める方針。東京メトロは「沿線地域のまちづくりや東京圏の国際競争力の強化に貢献し、新たな鉄道需要を開拓していきたい」としている。

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