放射性物質含むプールに作業員が落水、30分後に引き上げられ除染受ける…高浜原発3号機
2025年5月1日(木)20時45分 読売新聞
関西電力高浜原子力発電所(2024年11月13日、福井県高浜町で、読売ヘリから)
関西電力は1日、定期検査中の高浜原子力発電所3号機(福井県高浜町)の原子炉格納容器内で、40歳代の男性作業員が微量の放射性物質を含む水が張られたプールに落下する事故があったと発表した。男性は腰を骨折するなどのケガを負ったが、放射能汚染はなかったとしている。
男性は4月30日午後8時25分頃、核燃料を取り換えるためのクレーンの手すりに養生のビニールを取り付けていた際、8メートル下にある「原子炉キャビティ」と呼ばれる燃料移送用のプールに落ちた。約30分後に引き上げられ、全身洗浄などの除染を受けた結果、