中国海洋調査船、尖閣諸島沖のEEZ内で海中にパイプのようなもの延ばす
2025年5月11日(日)20時19分 読売新聞
尖閣諸島(読売機から)
11日午前6時半頃、沖縄県石垣市の尖閣諸島・大正島沖にある日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船「海科001」がパイプのようなものを海中に延ばしているのを海上保安庁の巡視船が見つけた。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、調査船は大正島の北北東約240キロで確認された。同意のない調査活動は認められないとして、巡視船が無線で中止を要請。同日午後1時20分頃、日中中間線の西側に出たことを確認した。