カヌー大会で次々転覆、選手十数人が海に転落…強風の京丹後市・久美浜湾で6人搬送
2025年5月17日(土)13時55分 読売新聞
カヌーが転覆した久美浜湾で状況を調べる警察官や消防隊員ら(17日午後、京都府京丹後市で)
17日午前10時10分頃、京都府京丹後市の久美浜湾内で、「カヌーの大会中、強風で船が転覆して傷病者がいる」と大会関係者から119番があった。
舞鶴海上保安部などの発表によると、湾内で開催された「日本カヌーマラソン選手権大会」に参加したカヌーが次々に転覆し、十数人の選手が海に転落。うち6人が水を飲むなどして、隣接する兵庫県豊岡市の病院などに救急搬送されたが、いずれも意識があり、命に別条はないという。
気象庁の気象データによると、久美浜湾から約10キロの豊岡市の観測地点で、午前10時頃に南よりの5・1メートルの風が吹いていた。