カヌー競技メダリストの羽根田卓也がスーパーフォーミュラ第3戦もてぎを訪問。Jujuにエール
2025年4月19日(土)14時59分 AUTOSPORT web

4月19日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦に、2016年のリオデジャネイロオリンピックでカヌー競技スラロームの銅メダルを獲得した羽根田卓也が訪れた。
日本人として初めてカヌー競技のメダリストとなった羽根田は、ミキハウス所属。今回のスーパーフォーミュラ第3戦もてぎ訪問は、同じくミキハウスがサポートするJujuの応援を主な目的に訪れた。
実は2024年にも、Jujuの応援で富士スピードウェイでスーパーフォーミュラを観戦したことがあるという羽根田だが、「グリッドウォークもさせていただくのも初めてです。カヌーも迫力がある競技だとは思いますが、モータースポーツ特有の音がすごいですね」と新鮮な印象を語った。
「またモータースポーツはステークホルダーの部分でも、複雑な特性がある素晴らしい競技だと昨年感じました。僕も来週末に代表選考会が控えているのですが、興奮が忘れられなくて、Juju選手の応援がてらエネルギーをもらえたらと駆けつけました」
モータースポーツとは違う点も多いが、やはりカヌーも道具を使っている競技。「メンタルの勝負という部分でも似通っているところはありますね。また素材もカーボンで共通なので、そういったところもJUJU選手とは話しました」と羽根田。
そんな戦いのなかで、紅一点戦うJUJUの姿に感銘を受けているという。「昨年も感じましたが、これだけ男性が時速300kmで競り合っているなかで、Juju選手が立派に戦っているのを見て本当に感動したので、今日は気合を入れて応援したいと思います」と羽根田はエールを送った。
「カヌーの場合は男女が完全に分かれていますが、もし男女が一緒に戦ったとしたらどれだけ戦えるかを想像すると、これだけJuju選手が第一線で戦えているのは素晴らしいことですし、僕だけでなく他の選手からもリスペクトされています」