「おじいちゃん、これ買って!」孫のオネダリにどう返す?名家の祖父母が守る「たった1つのルール」

2025年5月18日(日)7時0分 ダイヤモンドオンライン

「おじいちゃん、これ買って!」孫のオネダリにどう返す?名家の祖父母が守る「たった1つのルール」

写真はイメージです Photo:PIXTA

たまにしか会えない孫に、祖父母は何をしてあげられるのか。多くを語らず、欲しがるものは何でも買ってあげるべき?その問いに、ベストセラー作家の坂東眞理子氏が答える。※本稿は、坂東眞理子『祖父母の品格 孫を持つすべての人へ』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

祖父母が自分の昔話を孫にすることの大切さ

 孫たちには、自分の人生を語りましょう。

 その中の数々のエピソード、たとえば子どもの頃はどの家にも子どもがいて、夕方暗くなるまで遊んだこと。朝はかまどでご飯を炊いたこと、食事は焼き魚や煮魚が多く、ハンバーグはなかったこと。普段の服は手編みのセーターや母がミシンで縫ったワンピースだったこと。お祭りやお正月には着物を着たこと。父親や母親から何をどう教えられたか、どんな悲しいことがあったか、どんなうれしいことがあったか、思い出を話しましょう。人生の幸福は、味わった感情の積み重ねで計られます。

 その中で、貧しくても不便でも助け合い、一生懸命努力したことを伝えましょう。

 昔のことを言っても孫たちには興味がないだろうと話してもムダと思い込んでいる祖父母が多いのですが、そんなことはありません。

 もちろん子どもが幼児の頃、小学生の頃、中学生の頃、と興味を示す対象は変化してきますし、思春期などの時期は期待するほど興味を持たない場合もありますが、それでも祖父母の話は記憶の片隅に残ります。


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