ボッチャに、やさしい日本語…紀子さまが新しいご公務を模索する陰にあった「秋篠宮邸での孤独」

2025年5月23日(金)6時0分 女性自身

「紀子さまが5月22日から1泊2日で大阪府を訪問されます。『大阪・関西万博』を視察されるためで、『国際赤十字・赤新月運動館』『スイス館』『オーストリア館』などをご覧になる予定だそうです。


紀子さまは4月にも万博の名誉総裁を務める秋篠宮さまとごいっしょに、同地を訪れていますが、今回は単独でのご訪問となります」(皇室担当記者)


雅子さまが、全国赤十字大会など以外は、常に天皇陛下と行動をともにされているのに対して、紀子さまはおひとりでご公務に臨まれることも多い。前出の皇室担当記者が続ける。


「たとえば3月には、秋篠宮さまと万博の会場を視察した後、おひとりで京都に足を運び、『尼門跡会』に臨席されています。また4月には日本橋髙島屋S.C.本館で『圓照寺門跡 山村御流いけばな展』をご覧になるなど、3つの単独ご公務に臨まれているのです」


皇族数が減少しているなか、ご公務のオファーは続いており、皇室の方々は多忙な日々を送られている。特に秋篠宮ご夫妻は“二人で手分けをしたほうが、より多くの公務を分担できる”というお考えだそうで、それだけに紀子さまがおひとりになる場面も多かった。


「紀子さまは、以前から『社会福祉法人 恩賜財団母子愛育会』や『公益財団法人 結核予防会』関連のご公務におひとりで参加されてきました。


しかし最近は、それ以外にもさらに“新しいおひとりでのお仕事”を増やそうとされているのです」(前出・皇室担当記者)


その代表的なものの1つが、ボールを使った競技「ボッチャ」の普及だという。紀子さまとボッチャの出会いは、’22年10月の栃木県で秋篠宮さまと臨席された「全国障害者スポーツ大会」だった。翌’23年のお誕生日に際しての文書で、こうつづられている。


《私が初めて出会った競技がいくつもありました。パラリンピックの正式種目であるボッチャ競技もそのひとつで、車椅子に座ってボールを投げる選手や、自分ではボールを投げることができないけれども、ランプ(勾配具)を操作するオペレーターに意思を伝え、ランプからボールを転がす選手などが、それぞれ巧みにプレーをする姿が心に残りました》


紀子さまは、障害のあるなしにかかわらず、誰もが楽しめるというこの競技を世間に知らしめることを、新しいライフワークの1つとされたようだ。


「’24年8月には東京都墨田区の総合体育館で『第9回全国ボッチャ選抜甲子園決勝大会』を観戦され、今年4月にも千駄ヶ谷・東京体育館で開催された『ボッチャジャパンカップ2025』の決勝トーナメントを観戦されたのです。いずれもおひとりでのお出ましでした」(前出・皇室担当記者)


紀子さまが普及すべきと考えられている分野はほかにもある。ある宮内庁関係者によれば、


「『やさしい日本語』の普及活動です。『やさしい日本語』とは、ふつうの日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。簡易な表現を用いたり、文法を簡単にしたり、漢字にふりがなを振るなどしたりして、わかりやすくしたものです。ある団体の関係者が秋篠宮邸に招かれて、紀子さまにご説明したこともありました」


■孤独な老後を見越して新しいライフワークを


なぜ紀子さまは、お忙しいなか新たなおひとりでの“ライフワーク”を模索されているのだろうか。


前出の宮内庁関係者は、理由の1つは秋篠宮家のご家族関係にあると考えているという。


「このところ宮内庁内では秋篠宮さまと紀子さまの“すきま風”がささやかれています。 地方ご公務のために飛行機で移動される際には、ご夫妻はお隣同士ではなく、離れて座られるのです。時には前後に座られたり、席にそれほどゆとりがないときでも離れて座られたりと、明らかに距離感があるのです。


それぞれ資料を読んだり、休んだりして過ごされているとはいえ、機内でもずっとお話しされている天皇皇后両陛下とは、かなりの落差があります」


3人のお子さま方との距離も微妙だ。


「3年前に小室圭さんと渡米した長女・子さんとは、連絡も取り合っておられず、次女・佳子さまは赤坂御用地内とはいえ、分室で生活されています。


またそのご進学に腐心されてきた長男・悠仁さまも、夏以降には筑波大学付近に借りた集合住宅の部屋から通学されるようになります。いまも大学の講義などがある日は帰宅も夜になられるそうですが、今後は、平日にお顔を合わせることも少なくなるのです。そうなれば秋篠宮邸では、秋篠宮さまと二人きりということになります。しかし、秋篠宮さまは自室に籠もられていることも多いとか。


紀子さまは、そんな“孤独な老後”が訪れる可能性を見越して新たなライフワークを模索されてきたのではないでしょうか」


子供たちが離れていった心の隙間を埋めるには秋篠宮さまは頼りにならない……そんな諦念が紀子さまを新しい挑戦へと駆り立てているのか。

女性自身

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