猛烈な台風8号 中心気圧は920hPaに 週明け以降に沖縄接近へ
2018年7月7日(土)5時25分 ウェザーニュース
2018/07/07 05:20 ウェザーニュース
7日(土)3時現在、猛烈な勢力の台風8号(マリア)は、発達しながらマリアナ諸島付近を北西に進んでいます。中心気圧は920hPaにまで低下しています。
今後はさらに発達を続け、週明けに沖縄地方へ接近する可能性が高まっています。
▼台風8号 7月7日(土) 3時現在
存在地域 マリアナ諸島
大きさ階級 //
強さ階級 猛烈な
移動 北西 10 km/h
中心気圧 920 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s
引き締まった「台風の目」が出現
ひまわり8号 可視画像 6日15時00分
衛星画像を見ると、台風の目がくっきりと現れているのがわかります。台風の目が小さくはっきりとしているのは、中心付近の風が非常に強く、発達している証拠です。
さらに発達し沖縄方面へ
今後も台風は北西に進みながら発達を続け、明後日9日(月)未明には中心気圧が905hPaまで低下し、中心付近の最大風速は60m/s、最大瞬間風速は85m/sにも達する予想となっています。
週明けは沖縄地方に接近する可能性が高くなっています。早めの台風対策を行ってください。
台風の名前「マリア」
Mariaは、米国の女性の名前が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。