東海や関東甲信で38℃台記録 このあと40℃に迫る所も 外出はなるべく控えて
2022年8月3日(水)12時48分 tenki.jp
きょう3日は、12時半までに、三重県桑名市や埼玉県越谷市などですでに気温が38℃を超えました。このあと、西日本や東日本は猛暑日の地点がきのうと同じくらい多くなり、東海や関東甲信で40℃に迫る強烈な暑さに警戒が必要です。
関東から九州は広く熱中症警戒アラート
きょう3日も、関東から九州にかけては広く晴れて強い日差しが照り付けています。12時半までに、35℃以上の猛暑日の地点は、東海や関東を中心に100地点を超えています。
また、12時半までの最高気温は、三重県桑名市で38.8℃、静岡県川根本町で38.4℃、埼玉県越谷市と山梨県甲府市で38.1℃など、すでに体温を超えるような暑さになっている所があります。このあと、関東から九州を中心に、35℃以上の猛暑日の地点が続出し、3日連続で200地点を超える可能性が高くなっています。
湿度も高いため、関東から九州の広い範囲に熱中症警戒アラートが発表されています。命に関わる危険な暑さですので、なるべく外出を控え、室内を涼しくしてお過ごしください。外で作業をする必要がある方は、こまめな水分補給や休憩、また周りの方と声を掛け合って安全に作業をするようにしてください。
熱中症 応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。