【週刊地震情報】熊本地震の余震 震度4は今年3回目

2018年8月26日(日)13時0分 ウェザーニュース


2018/08/26 13:04 ウェザーニュース

日本域の最近一週間の地震回数は前の週に比べるとやや多くなりました。震度3以上は5回観測されています。(8月20日〜25日の集計)

熊本地震の余震 震度4は今年3回目

22日(水)18時23分頃、熊本県熊本地方を震源とするM4.1の地震が発生、熊本市西区で震度4を観測しました。2016年に発生した熊本地震の余震と見られます。
熊本地方を震源とする最大震度4以上の地震は今年に入って5月6日、7月25日に次いで3回目です。また、同じ震源域の地震で熊本市で震度4を観測したのは、去年9月8日以来、約1年ぶりのことになります。
発生から2年半ほどが経ち、強い余震はなく、頻度も少なくはなってきましたが、震度3〜4程度の地震が多い状況は続いていますので、油断は出来ません。

大きな深発地震が相次ぐ

アメリカ地質調査所の地震マップ

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は7回と多く発生しています。
最も規模が大きかったのは、22日(水)にベネズエラの沖合で発生したM7.3の地震です。震源が154kmと深かったため、規模の割には揺れは小さく、目立った被害は発生しませんでした。
また、24日(金)にはペルーとブラジルの国境付近でM7.1の地震が発生。こちらは深さが609kmとさらに深く、揺れはほとんど発生していません。先週はフィジー近海で深さ500km以上の大きな地震が発生し、大きな深発地震が相次いでいます。
直接の関連性は見られないものの、気になる所です。


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