台風11号が北上開始 先島諸島は大雨・暴風・高波に厳重警戒

2022年9月2日(金)15時59分 tenki.jp

非常に強い台風11号の影響で、宮古島地方や八重山地方では、このあと4日にかけては暴風や高波、大雨に厳重な警戒が必要です。その後5日〜6日にかけて西日本に影響が出る見込みです。

台風11号が4日にかけて先島諸島に接近

非常に強い台風11号は2日12時現在、石垣島の南南東約320kmにあって、北北西にゆっくり進んでいます。中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は45m/sです。台風はこのあとゆっくりと先島諸島に近づく見込みで、4日にかけては暴風や高波、大雨に厳重な警戒が必要です。

週明け以降、西日本の雨は?

台風は4日以降、東シナ海を北上し、5日から6日にかけて西日本へ影響を及ぼす見込みです。日本気象協会独自の「JWAアンサンブル雨量予測」では、台風11号の影響により、6日(火)にかけての72時間雨量最大値が鹿児島県(種子島・屋久島地方や奄美地方を含む)や宮崎県、高知県などで200㎜を超える予想となっています。台風に向かって吹き込む南寄りの風が、山地の南東側斜面にぶつかることで、雨雲が発達すると考えています。

週明け以降、西日本の風の強さは?

台風本体は6日頃に九州北部に最も近づく可能性があります。日本気象協会独自の「JWAアンサンブル予測」で瞬間風速の確率分布を算出したところ、5日夜〜6日日中にかけて、九州北部や中国地方で瞬間風速25m/s以上の確率が高まっています。特に、五島列島や対馬は台風の予想進路にかなり近いので、暴風に警戒してください。
今後、台風の進路が変わる可能性もあります。常に最新の気象情報をご確認ください。

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