【台風第１８号に関する情報】平成29年9月14日04時32分 気象庁予報部発表

平成29年 台風第18号に関する情報 第50号
平成29年9月14日04時32分 気象庁予報部発表


非常に強い台風第１８号の影響により、沖縄地方では、１４日は猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけが続くでしょう。暴風やうねりを伴った高波、大雨による土砂災害に厳重に警戒してください。


［台風の現況と予想］
　非常に強い台風第１８号は、１４日３時には宮古島の北北西約１５０キロにあって、１時間におよそ１５キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は９４０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４５メートル、最大瞬間風速は６５メートルで、中心から半径２００キロ以内では、風速２５メートル以上の暴風となっています。
　台風第１８号は、１４日は勢力を維持したまま、東シナ海を北上し、１５日は次第に東よりに進路を変える見込みです。

［防災事項］
＜暴風・高波＞
　沖縄地方は、台風の暴風域に入っており、猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなっています。
　沖縄地方では、１４日明け方まで猛烈な風が吹き、海は、１４日昼前にかけて猛烈なしけとなり、１５日にかけて大しけが続く見込みです。

　１４日に予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
　　沖縄地方　　　　　　　３０メートル（４５メートル）
　１４日に予想される波の高さは、
　　沖縄地方　　　　　　　　９メートル
　の見込みです。

　暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。

＜大雨・雷・突風＞
　沖縄地方では、１４日は、雷を伴って激しい雨の降るところがあり、大雨となるでしょう。
　１５日６時までの２４時間に予想される雨量は、いずれも多いところで
　　沖縄地方　　　　　　２００ミリ
　　奄美地方　　　　　　１５０ミリ
　　九州南部　　　　　　１２０ミリ
の見込みです。

　沖縄地方では、１４日夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

［補足事項等］
　今後の台風情報や地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　次の「台風第１８号に関する情報（総合情報）」は、１４日１１時頃に発表する予定です。