北陸 22日にかけて警報級大雨 週末は「頑張りすぎた夏の高気圧」南へ後退 秋めく
2023年9月21日（木）13時50分 tenki.jp
北陸地方では、22日の明け方にかけて大雨に警戒、また、佐渡や海上を中心に暴風にも警戒して下さい。その後の週末は、大陸方面から比較的乾いたやや涼しい空気が南下、季節はスローペースですが、進んでいきそうです。
22日にかけて激しい雨や雷雨 低地の浸水 土砂災害などに注意
低気圧が日本海を東北東に進み、このあと北陸地方に接近する見込みです。また、低気圧に伴う前線が22日にかけて北陸地方を通過するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、北陸地方は大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
北陸地方では、このあと雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
河川や用水路の急な増水、アンダーパスなど低地の浸水、土砂災害、落雷、竜巻などの激しい突風には十分注意して下さい。また、等圧線の間隔が狭く、海上を中心とした南のち北よりの強風(佐渡は暴風警報発表の可能性)にも十分注意・警戒して下さい。
週末は秋めく 最高気温は30度に届かず 最低気温は20度未満の所も
秋雨前線は、24日(日)にかけて、日本の南の海上まで下がる見込みです。北陸地方は、大陸から日本海を移動する高気圧に北から覆われるでしょう。
週末の23日(土)は、西から天気は次第に回復して、24日(日)を中心に概ね晴れる見込みです。日中の最高気温は30度に届かず、全般に北よりの乾いた風となるでしょう。お出かけ日和となりそうです。
朝の最低気温は各地で20度前後となり、新潟など、平野部でもこの秋初めて20度を下回る所もありそうです。お休みになる際は、身体を冷やして風邪をひかないように注意して下さい。
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