台風13号(クジラ) 暴風域を伴い日本の東の海上を北上 大きな影響なし
2020年9月29日(火)5時5分 ウェザーニュース
2020/09/29 05:07 ウェザーニュース
台風13号(クジラ)は、29日(火)3時現在、日本の東の海上を北上しています。やや発達し、風速25m/s以上の暴風域ができました。
今後も日本から離れた東の海上を北上する予想ため、日本列島に接近することはありません。海では若干のうねりが届く可能性がありますが、雨や風の影響は無い見込みです。
▼台風13号 9月29日(火)3時
存在地域 日本の東
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北 25 km/h
中心気圧 985 hPa
最大風速 30 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 40 m/s
9月に入って4つ目の台風
平年の台風発生数
台風13号は9月に入って4つめに発生した台風です。9月の台風発生数の平年値は4.8個ですので、ほぼ平年並みの発生ペースと言えそうです。
今年は7月までに発生した台風が合計2個ととても少なかったものの、8月は平年を上回る7個の台風が発生しているため、発生ペースが遅いとはいえ油断はできません。
例年9月から10月は、台風の進路が本州方面に向かいやすくなる傾向があります。台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風13号の名前「クジラ(Kujira)」は日本が提案した名称で、星座の「くじら座」からとられています。