今夜は「十三夜」 太平洋側を中心に楽しめそう 「天気急変」と「寒さ」に注意

2023年10月27日(金)11時20分 tenki.jp

今夜(27日)は旧暦9月13日の「十三夜」です。太平洋側の地域を中心にお月見を楽しめそうですが、大気の状態が非常に不安定なため、天気の急変に注意してください。夜はグッと気温が低くなるため、寒さ対策も必要です。

「十三夜」美しい月 急な雨や雷雨に注意

きょう(27日)は、旧暦の9月13日にあたります。昔から日本では、旧暦9月13日の月を「十三夜」と呼び、「十五夜」に次いで美しい月として、眺める風習がありました。
十三夜は、栗と豆の収穫時期であることから「栗名月」「豆名月」とも言われてきました。
なお、十三夜は満月になることはなく、次に満月となるのは、あさって(29日)です。
今夜は、太平側の地域を中心にお月見をできる所が多いでしょう。
日本付近の上空に寒気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。日本海側ほど雲が広がりやすく、北日本から西日本にかけての日本海側の地域ではあちらこちらで雨や雷雨があるでしょう。
太平洋側は晴れる所が多いものの、天気の急変に注意が必要です。急に雨雲やカミナリ雲が発達して、ザッと雨脚が強まることがあります。お月見を楽しむ際は、空模様を気にしながら、「雨雲レーダー」などを活用してください。

お月見は暖かい服装で

きょう日中の最高気温は、北日本で15℃〜20℃くらい、東日本や西日本で23℃〜25℃くらいの予想で、この時期としては暖かい所がほとんどです。東日本・西日本では、昼間は薄手のシャツ一枚でも過ごせるくらいですが、夕方以降は気温がグッと低くなります。
午後9時の気温は、東京都心や大阪、広島、福岡では17℃前後の予想です。日中よりも5℃以上低くなり、北よりの風が吹くため、空気がよりヒンヤリと感じられそうです。カーディガンなど羽織るものが必要です。屋外でお月見を楽しむ際は、急な雨への対策とともに、寒さ対策もしっかりとなさってください。

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