輪島市で遺体発見、地震で行方不明の男性と服装が一致…親族「みんな待っとった」

2024年11月26日(火)13時2分 読売新聞

遺体が見つかった垣地さん宅周辺(26日、輪島市で)=武山克彦撮影

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 25日午後3時50分頃、石川県輪島市市ノ瀬町で、能登半島地震の行方不明者を捜索中の警察官と建設従業員が遺体を発見した。近くでは、垣地英次さん(当時56歳)が行方不明となっており、親族などによると、26日に県警輪島署で身元確認が行われ、垣地さんと服装などが一致した。

 遺体が見つかったのは、元日の地震による土砂崩れに巻き込まれた垣地さんの自宅近く。捜索は9月の記録的な大雨を受けて一時中断されていたが、今月18日に再開されていた。

 垣地さんの親族の神池ユキ子さん(77)によると、赤いジャンパーと黒っぽいズボンも見つかり、垣地さんが着ている姿を見たことがあるという。25日に捜索現場を訪れた神池さんは、「みんな待っとった。毎日まだかと心配していた」と話した。

 県内では垣地さんを含め、輪島市の3地区で3人が行方不明となっている。

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