水曜は広く雨のち寒くなる 南には元台風

2018年11月27日(火)16時32分 tenki.jp

あす水曜日は九州や東海で雨の降る所が多く、関東も夜は広く傘が必要に。日本の南には台風28号から変わった熱帯低気圧がありますが、今後も発達することはなく、本州に直接的な影響はない見込みです。

水曜は雨の範囲が広がる

きょう27日(火)は高気圧に覆われて晴れた所が多くなりましたが、あす28日(水)は一転、広い範囲で傘が必要になりそうです。あすは西日本で風がぶつかりあって雨雲が発生しやすくなります。上空の気圧の谷の通過に伴って、雨の範囲は次第に東へ広がるでしょう。九州は夕方にかけて雨で、中国・四国も日中を中心に雨が降るでしょう。太平洋側を中心に本降りとなる所もありそうです。近畿や東海は昼前から雨が降りだし、昼過ぎになると広い範囲に雨雲がかかるでしょう。北陸は雨が降ったりやんだりの一日となりそうです。関東は天気が下り坂です。はじめ晴れますが、日中から弱い雨の降りだす所もあり、夜になると雨の降る所が多いでしょう。東北や北海道は寒冷前線が通過するため、あすにかけて日本海側で雨や雷雨となる所がありそうです。北海道では次第に雪に変わるでしょう。

南には元台風28号の発達した雲

なお、台風28号は、きのう21時に日本の南で熱帯低気圧に変わりました。雲画像を見ると、まだ白く発達した雲の塊が見られます。あすにかけて、熱帯低気圧は日本の南を北東へ進みますが、さらに弱まるため、本州への影響はなさそうです。ただ、この熱帯低気圧の北側に新たに低気圧が発生して、東へ進みます。九州から関東にかけての太平洋側では、風が強まり、うねりを伴って波が高くなる所があるでしょう。

雨の後は再び寒気入って寒くなる

29日(木)は低気圧や前線が日本の東へ進み、冬型の気圧配置となります。関東から北海道には、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。九州から東海は晴れますが、日陰では北風がヒンヤリしそうです。関東も次第に雨がやみ、日中は晴れ間もありますが、気温の上がり方は鈍いでしょう。都心では晴れても気温が15度に届くかどうかで、30日(金)にかけてこの時期らしい寒さとなりそうです。東北や北海道は、29日(木)と30日(金)は日本海側で雪が降り、一段と寒くなるでしょう。札幌の最高気温は3度以下と、昼間も震える寒さです。晴れる仙台も最高気温は10度くらいです。いったん寒さが和らいだだけに、体にこたえる寒さとなるでしょう。

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