日本海側で暴風吹き荒れる 次第に雪に変わり冬の嵐 あす29日にかけて暴風雪警戒

2023年11月28日(火)12時8分 tenki.jp

きょう28日は、北海道付近を進む低気圧からのびる寒冷前線が本州を南下中。北海道から中国地方にかけて局地的に雨や風が強まり、日本海側は転倒する人も出るレベルの風が吹いている所も。今夜は北日本の平地も雨から次第に雪に変わる所があり、あす29日にかけて冬の嵐に。

寒冷前線南下中 日本海側で立っていられないほどの風

きょう28日は、北海道付近を進む低気圧からのびる寒冷前線が本州付近を南下しています。
低気圧や前線に近い北海道から中国地方にかけて、局地的に雨が強まり、日本海側の広い範囲で風が強まっています。
午前11時までの最大瞬間風速は、山形県酒田市の飛島で27.8メートル(西・午前10時15分)、鳥取空港で25.7メートル(西北西・午前10時51分)、石川県羽咋市で25.5メートル(南西・午前10時2分)など、日本海側は転倒する人も出るレベルの風が吹き荒れています。
正午現在、秋田県と山形県の沿岸には暴風警報、石川県には波浪警報が発表中です。暴風や高波に警戒し、海岸付近にはむやみに近づかないでください。

今夜は北日本の日本海側で次第に雪へ

あす29日にかけては、北日本の上空約5000メートル付近に、マイナス39℃以下の真冬並みの強い寒気が流れ込むでしょう。
上空1500メートル付近には、北海道でマイナス12℃以下、東北地方には、平地で雪の目安となるマイナス6℃以下の真冬並みの寒気が流れ込む見込みです。
今夜は、北日本の日本海側は広い範囲で雪が降り、雪に伴って非常に強い風が続くため、猛吹雪になる所も。
東北の太平洋側の平地でも、雨から次第に雪に変わり、雪の積もる可能性がありそうです。
情報に注意し、交通の影響などにもご注意ください。

あす29日にかけて北日本や北陸 荒天続く

あす29日は、強い冬型の気圧配置となるでしょう。
北海道や東北は日本海側を中心に広く雪で、猛吹雪になる所もあるでしょう。山沿いはまとまった雪となり、東北の太平洋側でも雪になる所がありそうです。北陸は雨が降ったりやんだりで、横殴りの雨が降ったり、雷や突風などの恐れがあります。
北海道や東北、北陸を中心に、あす29日にかけて荒れた天気が続きますので、屋外は十分な注意、警戒が必要です。
全国的に気温がぐっと下がり、この時期らしい寒さとなるでしょう。日本海側だけでなく、太平洋側も風が身に沁みる寒さとなりますので、暖かいコートが必要です。

tenki.jp

「暴風雪」をもっと詳しく

タグ

「暴風雪」のニュース

「暴風雪」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ