西回りで寒気が流入 四国山地や九州山地で雪に
2024年11月28日(木)10時17分 ウェザーニュース

2024/11/28 10:05 ウェザーニュース
今日28日(木)は西回りで寒気が流れ込んでいます。平地は雨の所がほとんどなものの、標高の高い所は四国山地や九州山地など西日本でも雪が混じっている状況です。
大分・由布岳では初冠雪が発表されました。
週末にかけて寒気の流れ込みは続く

今朝9時の上空1500m付近の気温を見ると、平地で雪になる目安の−6℃以下の寒気は日本海までしか南下していません。一方、0℃のラインは西日本の太平洋側まで南下しています。このため、標高の高い所では雪が混じっている所が多くなっています。
鳥取県大山町では未明頃から雪が積もりはじめ、9時の積雪深は8cmになりました。今シーズン初めての積雪の観測です。また、先ほど9時24分に大分地方気象台が由布岳の初冠雪を発表しています。平年より1日早く、昨年より10日遅い観測となりました。
平均標高が800mほどの愛媛県久万高原町も、時折みぞれになっています。
週末にかけて寒気の流れ込みは続き、標高の高い所ではみぞれや雪の降りやすい状況が続く見込みです。峠道を走行する予定のある方はスタッドレスタイヤなどを装着し、運転はいつも以上に慎重にお願いします。
ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)